電池の持ちと充電の速さはかなり満足
バージョンアップしたAndroid Wear 2.0だが、1.0の操作体系を踏襲しつつ、フリック操作が上下のみになったのでわかりやすくなった。ウォッチフェイスのアイコンもクリッカブルになり、天気やMISFITアクティビティ、Vaporの特徴の1つである心拍数などを呼び出せる。ちなみにウォッチフェイスには往年の「タイムショック」のようなゲージで活動状況をチェックできる標準の「Vapor Digital」を使っているが、規定のアクティビティが終わると「GOAL!」と表示され、いかにも気持ちがよい。やはりアクティブに体を動かすユーザーにお勧めしたい製品だ。
スマートウォッチで一番気になる電池のもちだが、個人的にはかなり満足。公称の2日までは難しいかもしれないが、SNSや着信の確認、アクティビティのロギングのような使い方であれば1日は十分保つので、就寝前に充電するという運用で行けそうだ。また、Smart Watch 3の時はmicroUSB経由だった充電も、MISFIT Vaporは専用ケーブルによる接触型の充電なのでわりとスマートで高速。マグネットが弱いので簡単に外れるが、今のところ充電されてなかったというミスは1度だけで済んでいる。汎用のmicroUSBではないので、今後出張などには専用ケーブルを持ち運ぶ必要があるようだ。
新年明けてまだ2週間程度の使用だが、やはりデザイン的に洗練されたスマートウォッチは付けているだけで気分がアガる。Facebookとメッセージを多用する方なので、単純に通知だけではなく、中身までささっと確認できるのは便利だ。今後はフルワイヤレスのイヤフォンと組み合わせて、スマートウォッチ単体での音楽再生も試してみたい。
MISFIT VAPOR「ステンレススチールケース×ブラックシリコンストラップ」(MIS7004) | |
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ディスプレー | 丸型1.39インチ(およそ35mm)、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)、326ピクセルのタッチスクリーン |
CPU | Qualcomm Snapdragon Wear 2100 |
ストレージ | 4GB |
OS | Android wear 2.0 |
バッテリー | フル充電で約2日間連続使用可能(公称) |
防水 | 50m |
主な仕様 | Bluetooth、Wi-Fi、加速度センサー、心拍センサー、コネクテッドGPS、高度計、ジャイロスコープ センサー、マイク |
主な機能 | 活動量のトラッキング、各種通知の受信、スタンドアローン音楽プレーヤー(時計本体に音楽プレーヤー内蔵) |
ケース素材 | ステンレススチール |
サイズ | ケース径44mm、厚さ13.5mm、ストラップ幅20mm |
その他のバリーション | ブラックステンレススチールケース×ブラックシリコンストラップ(MIS7000)、ローズゴールドステンレススチールケース×ネイビーシリコンストラップ(MIS7001)、*今回紹介したステンレススチールケース×ブラックシリコンストラップ(MIS7004)はAmazon.jp限定販売 |
実売価格(MIS7004) | 2万7864円 |