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建材とスマートスピーカーを連携させて、快適な住生活を実現

リクシル、家電や玄関ドアなど住まい全体をIoT連携させるシステム

2017年12月06日 14時00分更新

文● 山口/ASCII

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 LIXIL(リクシル)は12月4日、家電やデジタル機器はもちろん、玄関ドアや窓シャッターなどの建材までIoTでトータルにつながる、住まいのリンクシステムを開発したと発表。建材とスマートスピーカーを連携させた製品として、2018年4月発売予定。

 家電・建材・住宅設備機器などを連携・操作する「ホームコントローラ」と、センサーやカメラ、スピーカーを連携させる「リンクコントローラ」を独自技術で融合。住宅内のさまざまな操作機器と各種センサーが連携し、AIスピーカーやスマホアプリによる一括管理・コントロールが可能となる。玄関のドアを開閉するなどの動きでも、エアコンや照明を自動で連動させられるという。

 また、離れて暮らす家族や、外出時の子供の帰宅など、玄関ドアの開閉をきっかけにカメラが連動。撮影した映像をメールで通知することも可能としている。さらに、一般的な家電製品で使われる赤外線式のリモコンも組み合わせることができ、暮らし方に合わせた機能を自由にカスタマイズできる。

 LIXILは今後も、建材・住宅設備との連携強化はもちろんのこと、さまざまな企業の先進デバイスとの連携強化を図り、将来的には地域コミュニティーやサービスとの連携もして快適な住生活の実現を目指した開発を進めていくという。

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