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両側面がメッシュ加工のMini-ITXケースを採用

価格を抑えてゲームするなら10万円以内で買えるツクモの小型ゲーミングPC

2017年11月28日 11時00分更新

文● 林佑樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

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拡張性とオススメのカスタマイズ
予算に余裕があればCPUとストレージを強化しよう

 G-GEAR mini GI7A-A91/Tは小型のケースなので、拡張性についてはそこそことなっている。またカンタンにアクセスできるものが、グラフィックボードのみで、ストレージなどを追加したい場合は、少し作業が必要になる。そのため、面倒であれば購入時点で構成を変更しておきたい。

 ともあれ、内部を見てみよう。3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×3(空き2)があり、ストレージの追加は可能だ。逆にメモリースロットは2本なので、将来的に増設する場合は、既存のメモリーを取り外す必要がある。

左側面のカバーを外した状態

カバーをさらに外した状態。グラボは280mmクラスがギリギリ入る

外したカバーの裏側にストレージを取り付ける場所がある

メモリーへのアクセスは比較的楽なので、自分で増設もアリ

 さて、構成を見ていくと、ストレージ容量に若干不安がある。試用機の構成は240GB SSDのみで、大型タイトルとなると40GB以上のストレージが必要になり、いくつかのゲームを並行して遊ぶのには向いていない。そのため、カスタマイズでゲームクライアントのインストール用のSSDかHDDを追加しておくといいだろう。10万を越えてしまうが、1TB HDDであれば+7000円と安い。

 またCPUについては、Ryzen 5 1600 (6コア 12スレッド)へのアップグレードが+8000円。グラフィックボードは交換ケースしやすいケースなので、購入時点でCPUを強化しておくのがオススメ。試用機の構成+2万円くらいで考えておくと、予算を抑えつつより快適なゲーム環境を手に入れられるだろう。

試用機の主なスペック
機種名 G-GEAR mini GI7A-A91/T
CPU Ryzen 5 1400
グラフィックス Radeon RX 560
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子×5、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、DisplayPort、DVI-D端子、オーディオ端子、PS/2端子、S/PDIF端子、ヘッドフォン端子、マイク端子、有線LAN端子など
サイズ およそ幅183×奥行390×高さ300mm
OS Windows 10 Home(64bit)

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