拡張性とオススメのカスタマイズ
予算に余裕があればCPUとストレージを強化しよう
G-GEAR mini GI7A-A91/Tは小型のケースなので、拡張性についてはそこそことなっている。またカンタンにアクセスできるものが、グラフィックボードのみで、ストレージなどを追加したい場合は、少し作業が必要になる。そのため、面倒であれば購入時点で構成を変更しておきたい。
ともあれ、内部を見てみよう。3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×3(空き2)があり、ストレージの追加は可能だ。逆にメモリースロットは2本なので、将来的に増設する場合は、既存のメモリーを取り外す必要がある。
さて、構成を見ていくと、ストレージ容量に若干不安がある。試用機の構成は240GB SSDのみで、大型タイトルとなると40GB以上のストレージが必要になり、いくつかのゲームを並行して遊ぶのには向いていない。そのため、カスタマイズでゲームクライアントのインストール用のSSDかHDDを追加しておくといいだろう。10万を越えてしまうが、1TB HDDであれば+7000円と安い。
またCPUについては、Ryzen 5 1600 (6コア 12スレッド)へのアップグレードが+8000円。グラフィックボードは交換ケースしやすいケースなので、購入時点でCPUを強化しておくのがオススメ。試用機の構成+2万円くらいで考えておくと、予算を抑えつつより快適なゲーム環境を手に入れられるだろう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | G-GEAR mini GI7A-A91/T |
CPU | Ryzen 5 1400 |
グラフィックス | Radeon RX 560 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 240GB SSD |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子×5、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、DisplayPort、DVI-D端子、オーディオ端子、PS/2端子、S/PDIF端子、ヘッドフォン端子、マイク端子、有線LAN端子など |
サイズ | およそ幅183×奥行390×高さ300mm |
OS | Windows 10 Home(64bit) |