このページの本文へ

ソフトバンクら、ビルオートメーションのIoT機器セキュリティー脆弱性診断を実施

2017年11月17日 13時00分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ソフトバンク・テクノロジーとサイバートラストは11月16日、竹中工務店と共同でビルディングオートメーションシステム(ビルオートメーション)におけるIoT機器のセキュリティー脆弱性診断の実証実験をすると発表した。

 実証実験では、竹中工務店所有のビルオートメーションシステム関連装置や社内システムからビルオートメーションへの侵入を試み、不正アクセスや情報漏えいを想定した脆弱性診断を実施する。

 昨今建物において、空調や電気、センサー機器などがネットワークにつながって建物のIoT化が進んでいる中、いままでサイバー攻撃の対象ではなかった機器が攻撃の対象となり、IoT機器の脆弱性を利用した乗っ取りや利用停止といった被害の報告が増えているという。

 これを受け、総務省は重要IoT機器に対する脆弱性診断の実施やIoTセキュリティーの総合対策の公表をするなど、IoT機器に対するセキュリティー対策が本格化されている。

 以上を背景に、3社は脆弱性セキュリティー診断を実施してビルオートメーションにおけるIoT機器のセキュリティー課題を顕在化し、対策方法の検討をするという。

カテゴリートップへ

ピックアップ