初期構成から変更しなくてもだいたいなんでもOKなハイスペック構成
最新鋭Core i7-8700K搭載のハイエンドPCでゲーム実況配信も快適
2017年11月24日 11時00分更新
ゲーミングシーンにおいて、CPUとGPUはとても重要だ。GPU重視に傾きつつあったときもあったが、より凝った実況配信をしたいと考えると、CPU側の性能も軽視できなくなってきている。また動画編集をしてからアップロードするといった場合でも、CPUパワーは必要になる。というわけで、今回チェックするユニットコムのiiyama LEVEL∞の「LEVEL-R037-i7K-XNVI」は、CPUに最新鋭のCore i7-8700Kを搭載し、初期構成から変更しなくてもだいたいなんでもOKなハイスペックなものとなっている。
LEVEL-R037-i7K-XNVIのケースは、LEVEL∞おなじみのケースを採用しており、ミドルタワーに属する。1度でもLEVEL∞をチェックしたことがあれば、従来のケースと変化はないと考えてもらっていい。ただ、そろそろパソコンを更新したいと考える人であれば、高い確率で初見であると思われるので、外観をチェックしていこう。
LEVEL∞用のケースは、ゲーム向けに選定されており、使い勝手と冷却性能を重視したものとなっている。正面上部にUSB 3.0端子、USB 2.0端子、ヘッドフォン端子、マイク入力端子があり、ゲームパッドやヘッドフォンの接続が容易だ。また電源ボタンは上部側面にあり、ケース天板にゲームパッドを置くときなどに、うっかり電源ボタンを押しにくいレイアウトとなっている。
吸気は正面の両サイドと側面、底部。吸気ファンを正面に搭載しており、駆動音は気になるレベルではない。また底部には足があり、吸気性能を高めている。設置については、背面の排気ファンも加味すると、正面と左側面、背面に十分なスペースを確保しておきたい。Core i7-8700Kに加えて、GeForce GTX1080Tiと高熱源体×2であるためだ。
ケース内部はすっきりしており、流用する拡張カードの移植や、ストレージの追加について苦労することはないだろう。分かりやすい場所にあるほか、作業スペースも十分に確保されているので、不慣れであっても慎重にチェックしていけば、破損する可能性を下げるられるハズだ。もし自力での付け替えに不安がある場合は、購入時点でカスマイズしておくといい。