コンパクトなボディーで縦置き・横置きどちらでも設置できる省スペースパソコン「ESPRIMO WD1/B2」。リビングに置いて、テレビの大画面で利用するのにもってこいの本機は、コンパクトながらカスタマイズでハイスペックな構成にもでき、実力も十分期待できる。
今回は、CPUにインテル Core i7-7700T(2.9GHz)、16GBメモリーを搭載したESPRIMO WD1/B2について、その実力を計るべく定番ベンチマークで性能を検証してみた。
ESPRIMO WD1/B2のスペックは前回お伝えしたが、再度おさらいしておこう。CPU-Zを用いた結果は下記の通り。まずは、Windowsマシンとしての快適さを測る「WIN SCORE SHARE」から計測してみた。
いずれも8ポイント超えの高数値となっている。CPU内蔵のGPUながら、グラフィックスも8ポイントと高めだ。さらにCrystalDiskMarkを使ってストレージの速度を計測してみた
ESPRIMO WD1/B2のストレージは、デフォルトだと500GB HDDだが、試用機には512GB SSDが搭載されていた。CrystalDiskMarkの結果からみてもSSDは高速で、OSの起動や動作が遅いのは嫌だという人は、SSDをカスタマイズしたほうがいいだろう。
続いて、通常作業などのパフォーマンスをチェックするための総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」の「Home Accelerated」「Creative Accelerated」2種類をチェックした。
スコアはHome Acceleratedが4084、「Creative Accelerated」が5348となった。CPU内蔵のGPUなので、グラフィックス面は低めのスコアになっている。では、3D性能のパフォーマンスはどうなのか、3DMarkによるテストも実施してみた。
スコアは「Fire Strike」で1166、「Sky Diver」で5065、「Time Spy」で449となった。高負荷のかかる3Dグラフィックを多用するゲームなどは厳しいだろう。そこで、実際にゲームをしたらどのような結果になるのか、ゲームのベンチマークでESPRIMO WD1/B2のパフォーマンスを見てみよう。おなじみの「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」から。