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手のひらサイズなのに高性能！マウスの「NEXTGEAR-C ic100」シリーズ

2017年11月16日 10時00分更新

文●山口優　編集● 村野晃一

Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1060採用により、パワフルで高性能

　「NEXTGEAR-C ic100」シリーズは、メモリーとストレージの構成の違いでモデルが分かれているが、それ以外のコンポーネントは全モデル共通。CPUはインテルCore i7-7700HQ（4コア/2.80GHz/TB時最大3.80GHz）を、グラフィックスはノート向けのNVIDIA GeForce GTX 1060（3GB）を採用している。いったいどのくらいのパフォーマンスがあるのだろうか？　早速ベンチマークを実行してチェックしてみることにした。

　まず、Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」を実行してみたところ、次のようにすべて8を超える高いスコアになった。

「WinSAT.exe」の結果

WinSAT.exeの結果
プロセッサ	8.4
メモリ	8.4
グラフィックス	8.9
ディスク	9

　ちなみに今回試した「NEXTGEAR-C ic100GA1」は、512GBのNVMe対応 M.2 SSDと1TBのSATAII HDD（5400rpm）を搭載したモデル。CrystalDiskMarkでそれぞれのストレージ性能をチェックしてみたところ、SSDの方は図のようにシーケンシャルリードが1000MB/sを大きく超える結果になり、非常に高速だった。セカンダリーディスクのHDDの方は、シーケンシャルリードが120MB/s前後で2.5インチHDDとしては標準的な転送速度だ。

「CrystalDiskMark」の結果

　続いて、CINEBENCH R15を実行してみたところ、CPUのマルチスレッドのスコアが「739cb」と非常に高い数値になった。ハイエンドデスクトップ向けのCore i7-7700ほどではないものの、Core i5-7600より高い。ハイエンド機に迫る性能といっても過言ではないだろう。

「CINEBENCH R15」の結果

　次に、PCMARK 8とPCMARK 10を実行してみたところ、いずれも「5000」に迫る高スコアとなった。

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0の結果
スコア	4895

PCMARK 10の結果
スコア	4930
Essentials	7809
Productivity	7332
Digital Content Creation	5678

　PCMARK 10のスコアの詳細を見ると、PCの基本性能を表す「Essentials」とビジネスアプリでの性能を示す「Productivity」が「7000」を超えており、Web閲覧やビジネス文書の作成などの日常的な作業には十分すぎる性能であることがわかる。また、クリエイティブ系の「Digital Content Creation」も「5000台後半」と高い数値となっている。「NEXTGEAR-C ic100GA1」は、RAW画像の現像や動画編集などもパワー不足を感じることなく行なえそうだ。

PCMARK 8 HOME ACCELERATEDの結果

PCMARK 10の結果

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