各種ベンチマークで性能をチェック
ノートでも不満なしの性能、GTX 1070搭載15.6型ゲーミングPC
マウスコンピューターの15.6型ゲーミングノートパソコン「NEXTGEAR-NOTE i5730SA1」の構成は、CPUにCore i7-7700HQを採用し、16GBメモリーを搭載したものだ。ストレージは256GB SSDと1TB HDDを組み合わせた、速度と容量を兼ね備えるデュアルドライブ。GPUは、「GeForce GTX VR Ready」準拠のGeForce GTX 1070を採用している。
この構成での実力をはかるベンチマークとして、まずWindowsの基本的な評価を計測するプログラム「WinSAT.exe」(「Windows エクスペリエンス インデックス」)の実行結果を紹介しよう。
「プロセッサ」と「メモリ」の値はともに「8.4」、「プライマリハードディスク」も「8.1」と全体的に高いスコアだ。「グラフィックス」は付属ユーティリティーでGeForce GTX 1070を利用するように設定したので「9.2」と非常に高い値になっている。なお、ゲーム用グラフィックスについては、WinSAT.exeでは正しく計測できない。
ベンチマークは軒並み高スコア
NEXTGEAR-NOTE i5730SA1の基本性能について、さらに深く見てみよう。パソコンの総合的な力を見るベンチマーク「PCMark 8」の実行結果はかなり高スコアだった。
3D性能を計測する「3DMark」は、「Time Spy」と「Fire Strike」のスコアを紹介しよう。こちらも高い性能を示す結果が出ている。
CPU性能とグラフィックスの描画性能をはかる「CINEBENCH R15」の結果もよく、「OpenGL」が110.21fps、「CPU」が751cbという結果になった。
どのベンチマークでも非常に高い性能を持っているのがわかる結果となっており、ゲームはもちろん、クリエイティブな用途に利用したい人にも心強いマシンといえそうだ。
3Dゲームのプレーも超快適!
ゲームの快適さについては、2種類のベンチマークで検証した。まず「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」については、1920×1080ドットのフルHD解像度、ウィンドウモードで実行したところ、最も描画品質が高く負荷も大きい「最高品質」でも「非常に快適」という評価が出た。
「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」も、同じくフルHD解像度のウィンドウモードで実行。こちらも「最高品質」での評価が「すごく快適」となった。
どちらのベンチマークも、実行中の画面の動きがスムーズで美しく、画質などに我慢をした設定ではなく思い切りゲームが楽しめそうなのがわかる。最新のゲームを高品質に楽しみたい人にはぴったりのマシンだ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | NEXTGEAR-NOTE i5730SA1 |
CPU | Core i7-7700HQ(2.8GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1070(8GB GDDR5) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD(M.2接続)、1TB HDD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子×3、USB 3.1(Type-C)×2、HDMI端子、Mini DisplayPort×2、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、ライン出力端子、有線LAN端子、SDカードスロットなど |
サイズ/重量 | およそ幅385×奥行271×高さ29.0~33.5mm/約3.2kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 21万9024円から |