シャープな筐体だがゲーミングPCらしさもある
GTX 1070搭載でもシャープな筐体が魅力のマウスゲーミングノートPC
マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランド「G-Tune」の15.6型ノートパソコン「NEXTGEAR-NOTE i5730」シリーズは、GPUにGeForce GTX 1070を採用し、VRに対応。取り回しやすいサイズながら、最新のゲームをたっぷり楽しめるパワーを持っている。今回は、シリーズラインアップのちょうど真ん中にあたる「NEXTGEAR-NOTE i5730SA1」の試用機を入手したので、その使い勝手などを紹介しよう。
ハードなゲームでも安定
まずは外観をチェックしていこう。マットブラックを基調にしたボディーは、シャープな印象。イルミネーションやエンブレムといったゴリゴリのゲーミングマシンのような装飾はないものの、トップカバーやパームレスト部分にはヘアライン風の加工が施されている。また、ヒンジ側や本体側面にある通気口には、メッシュ加工が施されているあたりはゲーミングパソコンらしいデザインになっている。
NEXTGEAR-NOTE i5730SA1の本体サイズはおよそ幅385×奥行き271×高さ29mmで、重量は約3.2kg。スタンダードな15.6型ノートパソコンと比べると重めだが、デスク上での取り回しはもちろん、ちょっとした屋内の移動くらいは苦にならない。十分な重さがある分、少々激しいプレーをしても本体がずれてしまうような心配もなさそうだ。
豊富なインターフェースで周辺機器も接続しやすい
NEXTGEAR-NOTE i5730SA1のインターフェースは、本体右側面にUSB 3.0端子、有線LAN端子とヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、ライン出力端子といったオーディオ端子類が並ぶ。左側にはUSB 3.0端子×2、USB 3.1(Type-C)端子×2、Mini DisplayPortがある。さらに背面には、電源コネクター、Mini DisplayPort端子、HDMI端子が配置されている。
USB端子と外部ディスプレー接続端子が豊富なのは、コントローラーなど周辺機器を接続したいゲーミングパソコンとしてはうれしいところだ。また、ディスプレー出力端子と電源コネクターなどの太いケーブルを使う端子が背面側にあるおかげで、プレイ中に邪魔にならないのもありがたい。
使いやすいキーボードと目に優しいノングレアディスプレーでゲームが快適
NEXTGEAR-NOTE i5730SA1のキーボードは、テンキーつきのアイソレーションタイプ。キーピッチは約19mm、キーストロークや約2mmと、フルサイズで十分押し込める深さを持っている。軽いタッチで確実に入力できるので、文字入力はもちろんゲームにも使いやすい。
ゲームでよく使われるW/A/S/Dキーのトップには、カーソルマークがプリントされている。バックライトは5段階で明るさの切り替えが可能で、部屋を暗くしてゲームに没頭したいユーザーにとっても使いやすい。さらに標準付属の「FLEXIKEY アプリケーション」を利用すれば、各種アプリケーションの起動や定型文の入力、ゲーム操作に必要なホットキーの設定も可能だ。
ディスプレーの解像度は1920×1080ドット。表面は光沢のないノングレアパネルが採用されており、反射や映り込みを気にすることなくゲームができるほか、長時間のプレーでも目が疲れにくい。また、外部ディスプレー出力は4K対応で、最大3台のディスプレーを接続した環境でも使用可能だ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | NEXTGEAR-NOTE i5730SA1 |
CPU | Core i7-7700HQ(2.8GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 1070(8GB GDDR5) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD(M.2接続)、1TB HDD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子×3、USB 3.1(Type-C)×2、HDMI端子、Mini DisplayPort×2、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、ライン出力端子、有線LAN端子、SDカードスロットなど |
サイズ/重量 | およそ幅385×奥行271×高さ29.0~33.5mm/約3.2kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 21万9024円から |