永和システムマネジメントは9月22日、Google提供の「G Suite」を基盤としたクラウドマイグレーションサービス「HIKKOSHI クラウド for Excel」を日本にて開始すると発表した。
Microsoft Excelファイルは、Googleスプレッドシートに自動変換し移行することは可能なものの、VBAが組み込まれたファイルではプログラム移行までに至らなかった。同サービスでは、こうしたファイルを独自に開発した変換エンジンを用いて「Google Apps Script」に自動変換、これまでの使い勝手はそのままにExcel資産をクラウドへ“引越し(移行)”できるとしている。
ユーザーは、専用サイトからExcelファイルをアップロードすることで申込みが可能。おおむね1週間前後でGoogleスプレッドシートに変換され、Googleドライブ上に提供される仕組みとのこと。
このほか、同社はAccessで構築されたシステムをウェブアプリとしてG Suite上に移行するサービス「HIKKOSHI for Access」と、これまで手作業でしてきた業務をGoogle Apps Scriptを活用して、G Suite上に移行するサービス「KAIZENクラウド」を提供している。