パナソニックは9月4日、360度映像を非圧縮4K/30pで出力可能な360度ライブカメラ(カメラヘッド/ベースユニット)の発売日を発表した。価格はオープンプライスで、9月20日から発売する。
ソフトウェアの修正が必要となり、当初予定していた発売時期(2017年8月)から延期し、今回の発売日に決定した。
カメラヘッドとベースユニットが一対になったシステムで、4系統のカメラ映像を接合して2:1正距円筒図法形式の360度映像を生成するという。また操作用の外部PCは不要で、4系統のカメラ映像の露出・ホワイトバランスを撮影環境にあわせて自動制御してくれる。
さらに、スティッチング時に接合部の被写体を自動で検出し、スティッチング位置を常時変更する「リアルタイム動的スティッチング機能」を搭載するほか、4K/30pの高精細な360度映像は低遅延で接合・生成されるため、リアルタイムな映像配信が可能としている。