ユニットコムの「LEVEL-15FH060-i7-LSS」は、15.6型ディスプレーを搭載したゲーミングノートパソコンだ。第7世代のCore i7とGeForce GTX 950Mを搭載し、3Dゲームも楽しめる構成ながら、価格が12万938円と手頃なのも魅力。その試用機を入手したので、今回は外観について紹介しよう。
すっきりとしたデザインの派手すぎないゲーミングノート
LEVEL-15FH060-i7-LSSの本体サイズは、およそ幅380×奥行き270×高さ36mmで、重さは約2.3kg。基本的に据え置きで使うタイプのモデルだろう。15.6型のディスプレーは解像度が1920×1080ドットで、ゲームはもちろんドキュメント作成などの作業をするにも十分な広さとなっている。
本体はブラックが基調で、全体的にマットな素材を採用。トップカバーに刻まれた装飾用の直線的なラインや、ヒンジ側に設けられた通風口のカットがシャープなイメージを作っているあたりは、いかにもゲーミングノートパソコンといったところだ。
しかしLEDの装飾などは施されておらず、派手さは少ない。ゲーム用ではなく、高機能なパソコンとしてオフィスや家庭で使っても違和感がなさそうだ。大容量電源を必要とするゲーミングノートパソコンには大型のアダプターが付属することも多いが、比較的コンパクトで使いやすい。
光学式ドライブが不要ならインターフェースに不足はない
インターフェースは、本体の左右に振り分けられている。本体左側には電源コネクター、有線LAN端子、ミニD-sub 15ピン、HDMI端子、USB 3.0(Type-C)端子、USB 3.0端子、マルチメディアスロットが配置されている。本体右側はヘッドフォン端子、マイク端子、USB 2.0端子、USB 3.0端子×1という並びだ。
ディスプレー上部には200万画素のウェブカメラとマイクが埋め込まれており、ビデオチャットも可能。また無線LANはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac対応となっている。光学式ドライブこそ搭載していないものの、機能的に不足はないと考えてよいだろう。
キーボードはアイソレーションタイプで、テンキーも搭載。くせのないスタンダードなキー配列だ。実測で、キーピッチはおよそ18mm程度、キーストロークはおよそ1.5mm程度ある。タッチは軽く、強めに押してもたわまない使いやすいキーボードだった。タッチパッドはボタン独立型で、しっかりしたクリック感で操作できる。
ノングレアディスプレーや大容量SSDで作業も快適
ディスプレーは表面に光沢のないノングレアを採用しており、反射が気になりづらい。長時間利用しても目が疲れづらく、ゲームに集中できるだろう。もちろん一般的な作業時も、テンキーつきキーボードとの組み合わせは快適さが高いはずだ。
ストレージにSSDを採用しているおかげで、Windows 10の起動なども迅速だ。全体的にキビキビとした動きで、快適に利用できる。容量も240GBとそこそこあり、速度と引き替えにすぐに容量不足にならないのもうれしい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | LEVEL-15FH060-i7-LSS |
CPU | Core i7-7700HQ(2.8GHz) |
グラフィックス | GeForce GTX 950M |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 240GB SSD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 3.1(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マルチメディアスロットなど |
サイズ/重量 | およそ幅380×奥行270×高さ36mm/約2.3kg |