外付けGPU BOXのGPUをGeForce GTX 1080 Tiにして話題のPUBGをプレー
欲張りにピッタリ! GPU BOXでゲーム用になる13.3型ノートPCが優秀だった
2017年07月14日 11時00分更新
外付けGPU BOXはGeForce GTX 1080 Tiも搭載可能!
モバイルノートパソコンと接続したら電源オン
LEVEL-13FH052-i7-RNSVIの外付けGPU BOXは、最大40Gbpsを実現するThunderbolt 3経由でノートパソコンと接続すれば、グラフィックス性能を拡張できる。GPUは、標準でGeForce GTX 1060(3GB GDDR5)を搭載しており、BTOでGeForce GTX 1060(6GB GDDR5)、GeForce GTX 1070(8GB GDDR5)、GeForce GTX 1080(8GB GDDR5X)、GeForce GTX 1080 Ti(11GB GDDR5X)が選択可能だ。
また、2.5インチのHDD/SSDが追加できるシャドウベイもある。80PLUS GOLD認証を取得した500W電源も内蔵している。
サイズはおよそ幅172×奥行400×高さ242mmで、LEVEL∞のMini-ITXケースと同じくらいの大きさだ。ディスプレーが別途必要ないので、スペースに余裕ができるのがうれしい。もちろん、ノートパソコンと接続する必要はあるが、外部出力で大画面ディスプレーとつなぐことも可能だ。
この外付けGPU BOXで一番すごいのは、即起動する点だ。会社から持ち帰ったノートパソコンを自宅で接続するとすぐ外付けGPU BOXが起動し、ゲームができる。ノートパソコンを起動して、外付けGPU BOXを起動して、接続して……という作業手間が省けるのはありがたい。
ただ、付属のThunderbolt 3ケーブルが短めなのが気になるところ。ノートパソコン側のThunderbolt 3端子は右側についており、外付けGPU BOXは右側か後ろに置かないと接続できない。せっかくすぐ起動して便利なので、もう少しケーブルが長ければ使いまわしやすいのではと感じた。ノートパソコンのディスプレーでゲームをプレーするのであれば付属のケーブルの長さで十分だが、自宅ではテレビやディスプレーの横などに据え置いて使いたいのであれば、長めのケーブルを用意するといい。
外付けGPU BOXのインターフェースは、前面にUSB 3.0端子、背面にUSB 3.0端子×3、USB 3.0(Type-C)端子、Thunderbolt 3など。外部出力は、搭載したGPUによる。
そのほか、正面に吸気用の120mmファンと、上部に排気用の90mmファンを備えている。このファンのおかげで筐体が熱々になることはないが、その分動作音が大きい。集中するゲームの場合は、ヘッドフォンを装着してプレーするのがオススメだ。