ファーウェイ・ジャパンは、同社のWindows PC「HUAWEI MateBook」シリーズの新型として、クラムシェルタイプの13型モバイルノート「HUAWEI MateBook X」、2in1タイプの「HUAWEI MateBook E」を国内発売すると発表した。発売日はともに7月7日。
高性能でかつファンレス
モバイルノートの強力な選択肢「HUAWEI MateBook X」
MateBookシリーズの新製品は、海外でも5月にドイツで公開されたばかりで早くも日本上陸となる。注目はやはりMateBook X。日本で需要が高い、クラムシェル型の薄型モバイルPCで(タッチ非対応)、縦横比3:2の13型IPS液晶を搭載。画面解像度も2160×1440ドットと高精細になっている。
CPUには第7世代のCore i5/i7を搭載。これはTDP 15WのUプロセッサでありながら、独自の冷却技術により、ファンレスを実現しているのが大きな特長。また、キーボードの右上にはタッチ式の指紋センサーも備えている。
本体サイズも286×211mmとA4用紙とほぼ同じサイズで、厚さは約12.5mm、重量は約1.05kg。さらにUSB Type-C対応のACアダプター、D-sub/HDMI/USB端子が用意されたオプションの「MateDock 2」(税抜7300円)はともにコンパクトなサイズで、持ち運びに優れている。
Core i7モデルは8GBメモリー/512GB SSDとの組み合わせでカラバリはプレステージゴールドの1色。価格はOfficeなしモデルで税抜17万3800円。Core i5モデルは8GBメモリー/256GB SSDで、カラバリはローズゴールド/スペースグレーの2色を選択可能。価格はOfficeなしモデルで税抜14万4800円。
「HUAWEI MateBook X」の主なスペック | ||||||
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ディスプレー | 13型IPS液晶 | |||||
画面解像度 | 2160×1440ドット | |||||
CPU | Core i7 | Core i5 | ||||
ストレージ | 512GB SSD | 256GB SSD | ||||
サイズ | 約286×211×12.5mm | |||||
重量 | 約1.05kg | |||||
端子 | USB Type-C×2、イヤフォン | |||||
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1 | |||||
バッテリー | 41.5Wh(約10時間駆動) | |||||
カラバリ | プレステージゴールド | ローズ ゴールド |
スペース グレー |
ローズ ゴールド |
スペース グレー |
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OS | Windows 10 Home 64ビット | |||||
Office | ○ | ― | ○ | ― | ||
市場想定価格(税抜) | 201800円 | 173800円 | 172800円 | 144800円 |
キーボードカバーやスタンドが進化した2in1タイプの新型
「HUAWEI MateBook E」
一方のMateBook Eは、縦横比3:2/2160×1440ドットの12型液晶など、タブレットとしての基本的なスタイルは前年モデルを継承。一方でCPUは第7世代のCore m3/i5に変更。基本性能がアップした。
特に進化したのはキーボードカバー(今回から標準添付に)で、より打ちやすいアイソレーションタイプになり、キーピッチも拡大した。そのカバーのスタンドも前年モデルの2つの角度の選択から、強力なヒンジで最大160度まで自由な角度での設置が可能なタイプに改善されている。
Core m3モデル(4GBメモリー、128GB SSD)は税抜9万2800円、Core i5モデル(8GBメモリー、256GB SSD)はOfficeなしモデルで税抜13万3800円。それぞれ本体カラーとキーボードカバーのカラバリは「シャンパンゴールド+ブラウン」「チタニウムグレー+ブルー」の2種類の組み合わせから選ぶことができる。