Core i7-7700K、Z270チップセット、660Wデュアル電源…… まるでデスクトップな構成

最上位は77万円!! SLI構成のスペック盛りすぎG-Tuneノート登場

文●天野透/ASCII

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狂気のGeForce GTX 1080 SLI搭載ノート、再び

 マウスコンピューターは7月4日、ゲーミングPCブランドG-Tuneから17.3型4K UHD液晶搭載のフラグシップゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i71120シリーズ」を発売した。価格は51万8184円から。

 デスクトップ向けCPUのCore i7-7700Kを採用。さらにGeForce GTX 1080をSLI接続で2基搭載し、ハイエンドデスクトップマシンに劣らないゲームプレイ環境を達成したという。同社のテストによると、3DMarkのFire Strikeで39799のスコアを記録した。チップセットはZ270。

こ~んなサイズのハイエンドデスクトップより速い「ノートPC」があるらしいッスよ

しかもハイエンドデスクトップを置くよりウンとスリム

Fire Strikeで39799。一応「ノートPC」のスコア(汗

 電源は330W出力のACアダプター2個を、専用のパワーコンバーターを使って接続。合計660Wの電力を供給する。内蔵バッテリーの動作時間は約2.3時間。

330W ACアダプター2基による、狂気の660W電源。しつこいようだが「ノートPC」の話

 4KディスプレーはノングレアのIPS方式を採用。加えてゲームなど動きの速い映像で、GPUと液晶パネル間の表示切替タイミングのズレにより映像が分断して見える「ティアリング」現象を防止する「G-Sync技術」に対応する。さらに4K UHD出力に対応するMini DisplayPort 2ポートとHDMI 1ポートを装備。本体を含むと合計4面の4Kマルチディスプレー環境を構築できる。

ティアリング防止の「G-Sync技術」を搭載した4K液晶。レースもFPSも怖くない

4K×4に対応

 本体背面のHDMIは、USB 3.0(Type-A)ポートが隣接しており、VR用HMD接続にも便利なレイアウトを採用したとしている。2ポートのイーサネットはゲーム用コントローラー「Killer E2500」によるコントロール。

HDMIにはUSB 3.0ポートが隣接。HMDが使いやすい

 そのほかのポートはThunderbolt 3とUSB 3.1(Type-C)の共用ポート×2、UHS-II対応カードリーダー×1など。サイズは幅428×奥行308×高さ47.9mm、重量は約5.5kg。

 BTOオプションでストレージに1TBの「Samsung SM961-NVMe」M.2 SSDを3枚搭載したり、メモリーを64GBに変更したりできる。最高級スペック構成「NEXTGEAR-NOTE i71120PA1」の価格は77万7384円

本体右側のポート群。昇天ペガサスmix盛り構成の価格は77万7384円。盛るぜぇ~超盛るぜぇ~