ベンチマーク結果や計測中のキーボード面の熱をチェック
学生さん注目! バランス重視の15.6型ノートPC「MB-F575SN1-S2」の性能をチェック
マウスコンピューターの「MB-F575SN1-S2」は、自宅やオフィスで据え置きタイプとして使うのに最適な15.6型ノートパソコン。社会人の仕事用マシンだけでなく、学生のレポート制作でも役に立つであろう1台だ。また、BTOカスタマイズに対応しているので、自分にあった1台を選ぶこともできる。
第1回ではMB-F575SN1-S2の外観をチェックしていたが、今回はベンチマークで性能を見ていこう。
MB-F575SN1-S2のスペックは次の通り。CPUはCore i7-7500U(2コア/4スレッド、2.7GHz)、GPUはインテル HD グラフィックス 620、メモリーはDDR4 8GB(モジュール×1)、240GB SSDといった構成。また、先述した通りMB-F575SN1-S2に関連するシリーズはBTOオプションだけでなく、バリエーションも豊富なモデルとなっており、この点は第3回でチェックする。
ベンチマークは「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」「PCMARK 8 v2.7.613」を実行した。GPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 620なので、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」の結果で3Dゲームがどうかというよりは、負荷に耐えるかのチェックの狙いが強めだが、標準品質(ノートPC)/1280×720ドット/フルスクリーン)で、2788と、意外にも良好なスコアとなった。
オフィスアプリケーションや画像加工アプリケーションでGPU支援を使用する際に、GPU性能が気になるところだが、PCMARK 8の結果からすると、過不足なく作業に耐えてくれるだろう。
ベンチマーク中に、キーボード面の熱もチェックしてみた。文章作成となると、場合によっては長時間になり、指先から伝わる熱は不快に感じやすい。下記スクリーンショットはFLIR ONEを使用して、PCMARK 8実行中の温度を計測したものになる。最高温度は約37.5度になっているものの、左端やF1〜F5キーの上部に集中しており、よくタッチするキーについては人肌レベルの温度だ。そのため、MB-F575SN1-S2は文章作成や表作成などの処理であれば、それほど放熱を感じることなく、作業に集中できるだろう。
m-Book Fシリーズの主なスペック (Core i7採用モデルからSSD搭載製品を抜粋) |
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製品名 | MB-F575SN1-S2 | MB-F575SN1-SH2 | MB-F575XN1-S10 |
直販価格(税別) | 9万4800円 | 10万4800円 | 12万9800円 |
CPU | Intel Core i7-7500U(2.7GHz) | ||
メインメモリー(最大) | 8GB(32GB) PC4-17000 DDR4 | 16GB(32GB) PC4-17000 DDR4 | |
ディスプレー(最大解像度) | 15.6型フルHD(1920×1080ドット) ノングレア | ||
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 620(CPU内蔵) | ||
ストレージ | 240GB SSD(SATA) | 256GB SSD(M.2 SATA)、1TB HDD(SATA) | 960GB SSD(SATA) |
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | ||
インターフェース | HDMI端子、アナログRGB端子、USB 2.0端子、USB 3.1 Type-A端子、USB 3.1 Type-C端子、Bluetooth 4.2+LE | ||
カードリーダー | SD/SDHC/SDXC対応 | ||
カメラ | 100万画素ウェブカメラ | ||
キーボード | 日本語107キー、ピッチ約18mm、ストローク約1.8mm | ||
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デュアルアレイマイク、ヘッドホン端子、マイク入力端子 | ||
本体サイズ | 約幅377×奥行き259×高さ24.2mm(折り畳み時) | ||
重量 | 約2.2kg | ||
バッテリー駆動時間 | 約5時間 | ||
OS | Windows 10 Home(64bit) |