ブラウザー利用時のCPU負荷とゲーム系ベンチマークをチェック
実力派「MB-F575SN1-S2」は軽めならゲームもできるオールラウンダーな15.6型ノートだ
マウスコンピューターが販売する15.6型ノートパソコン「MB-F575SN1-S2」は、Core i7-7500U(2.7GHz)に8GBメモリーと240GB SSDを組み合わせたもので、一般的な家庭での利用や、オフィスでのドキュメント作成といった用途には十分な性能を持っている。では実際に使った場合どうなのか、まずはブラウザー利用時のCPU負荷についても検証してみた。
ブラウザー利用でのストレスはなし!快適作業ができるノートパソコン
ASCII.jpのトップページを表示した場合、ブラウザーの起動からページの読み込み時に負荷が高まりはするが、ごく一時的な上に50%を超える程度に止まった。一端読み込みが完了してしまえば閲覧中の負荷は5%以下で、ほぼ負荷なしで利用できている状態だ。
YouTubeのHD動画再生も、読み込み時などに一時的に50%を超えることはあっても、安定した再生中は10%を下回る程度で推移。こちらも特に負荷を感じずに利用できることがわかる。
タイトルと設定次第で3Dゲームも遊べる!
グラフィックス機能をCPU統合のインテルHDグラフィックス620に頼っている時点で、3D処理能力はある程度低めであることは予想できる。実際に3Dゲームが楽しめるのかどうかについては、ゲームのベンチマーク機能を利用して検証してみた。
まず「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実行してみた。設定はウィンドウモードで、解像度を1920×1080ドットにしてある。画質設定を最も低い「標準品質(ノートPC)」にしてみたが、残念ながら「設定変更を推奨」という評価になってしまった。
もう1つ、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」も実行してみた。こちらもウインドウモードで解像度は1920×1080ドット設定としている。「グラフィック設定」を最も低い「低品質」にした場合は「普通」という結果が出た。1つ上の「標準品質」でも「普通」という結果になり、意外と遊べることがわかる。残念ながら「最高品質」にした場合は「やや重い」という結果が出たものの、遊べないというほどではない。
MB-F575SN1-S2は、ゲームタイトルおよび設定によって快適さには差があるものの、現在人気の3Dゲームも遊べそうなことがわかった。先に紹介したようにブラウザー利用にはまったくストレスがなく、オフィスでのドキュメント作成なども楽々とこなす力を持っている。
MB-F575SN1-S2は、ゲーム中心ではなく、少し遊べればいいという程度ならば不自由なく利用できるオールラウンドモデルといえそうだ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | MB-F575SN1-S2 |
CPU | Core i7-7500U(2.7GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 620 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 240GB SSD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー(BTOで追加可能) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.1端子(Type-A)、USB 3.1端子(Type-C)、USB 2.0端子×2、HDMI端子、D-sub 15ピン、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子など |
内蔵カメラ | 100万画素ウェブカメラ |
サイズ/重量 | およそ幅377×奥行259×高さ24.2mm/約2.2kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |