
15.6型ノートPC「Stl-15HP033-C-CEM」でゲームがプレーできるかベンチマークを計測した
ライトな利用を前提に作られたお手頃ノートPC「Stl-15HP033-C-CEM」(関連記事)で、ゲームはできるのだろうか。3Dゲームのベンチマークを含め、ゲームでどれくらい遊べるのかを検証してみた。
FF14のプレーは厳しそう
「Stl-15HP033-C-CEM」は、PCでは簡単な作業しかしないから手頃な価格で購入したいという人向けのモデルだ。つまり、もともと非常に大きな負担がかかる3Dゲームをプレーするような使い方は想定していない。構成的にも3Dゲームのプレイが厳しいことはわかっているが、あえていくつかのゲーム用ベンチマークを実施してみた。
まず「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実施してみた。設定は1360×768ドットのウインドウモードで、画質を「標準品質(ノートPC)」にしたところ「設定変更が必要」という評価になった。
細かな調整で負荷を下げればプレイできる可能性はあるが、画質設定はこれが最も低いことを考えると、FF14のプレーは厳しそうだ。
ドラクエ&モンハンは設定次第で遊べる!
プレーできそうなゲームもある。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」は1280×720ドットのウインドウモードで実施したところ、「グラフィック設定」は「低品質」でも「標準品質」でも「やや重い」という評価になった。「最高品質」にすると「重い」という評価になってしまうが、設定次第である程度は遊べそうなことがわかった。
「MHFベンチマーク 第三弾【大討伐】」も実施してみた。こちらも1280×720ドットのウインドウモードで実施したところ、ぎりぎりプレーできる程度のスコアが出た。
低品質なグラフィックス設定にするなど工夫をすれば遊べるゲームもある状態だが、いずれも状況によってはカクつきなどが発生する可能性が高い。1人でのんびり遊ぶ程度ならばよいが、バリバリ遊ぶには少し辛そうな状態だ。
「艦隊これくしょん-艦これ-」などブラウザーゲームは快適
「Stl-15HP033-C-CEM」ではゲームができないのかといえば、そういうわけではない。負荷の少ないゲームを選べば十分遊べる。たとえばブラウザゲームなら無理なく遊ぶことが可能だ。試しに「艦隊これくしょん-艦これ-」を動かしてみたが、まったく問題なく動いてくれた。
快適にゲームをしたいならば、低負荷なものを選ぶのがオススメだ。さらにリアルタイムにキャラクターをぐいぐい動かすようなゲームではなく、のんびり遊ぶタイプのものを選べば、負担を感じることなく遊べるだろう。たまには少しくらいゲームも楽しみたいというような使い方なら、十分希望に応えてくれそうだ。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | Stl-15HP033-C-CEM |
CPU | Celeron N3160(1.6GHz) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 400 |
メモリー | 4GB |
ストレージ | 500GB HDD |
ディスプレー | 15.6型(1366×768ドット)、グレア液晶 |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、マイク端子、ヘッドフォン端子、Ethernet端子、SDカードリーダー |
サイズ/重量 | およそ幅374×奥行258.5×たかあ22.8mm/約2.2kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
