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ファーウェイが発表した「nova」と「nova lite」は性能もコスパも良し!

2017年02月22日 09時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII.jp

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 ファーウェイ・ジャパンは21日、新製品発表会を開催し、Mateシリーズ、Pシリーズに続く新シリーズ「nova」「nova lite」を発表した。それぞれ予約を受け付けており、2月24日に発売される。製品についてのレポはすでに掲載済みなのでそちらをご覧頂きたい(関連記事)。

 発表会ではファーウェイ・ジャパンのデバイスプレジデントである呉 波氏が登壇し「ファーウェイは現在世界シェアは3位だが、日本ではiPhoneやXperiaが強く、まだそこに割って入ることができない」と同社の現状を説明した。世界では戦えていても、日本ではまだ圏外なのだ。とはいえ、日本でもSIMフリースマホのニーズは高まってきており、このチャンスに普及拡大を狙っているという。

ファーウェイ・ジャパン デバイスプレジデント 呉 波氏

昨年はさまざまな賞を受賞したファーウェイ端末

若者向けということで、セルフィーをはじめとしたカメラ機能を強化

量販店を中心に、MVNOでも販売される

 「ファーウェイのユーザー層を見ると若者を取り込めていない」と呉氏。ビジネスマン向けハイエンドのMateシリーズ、女性をターゲットにしたPシリーズに加え、若年層向けにコンパクトで自撮り機能を充実させ、さらに値段も抑えめの「nova」シリーズを今回投入した。

 女性や若者はスマホサイズを重視する傾向が大きく、かといって画面が小さすぎるのもマイナスポイント。novaは5型ながらも左右のフレーム幅を極限まで薄くし、かなりコンパクトな印象を受ける。実際手に持ってみると4.7型くらいの感覚だった。自撮り機能にも力が入っており、スムーズな顔認証で大人の男性でもスッキリ美肌に映る。価格は3万7980円(税別)。

 「nova lite」はMVNO専売モデルにはなり、各社からは2万円前後の価格で発売される予定。スペック的にはnovaより控えめだが、ディスプレーサイズは5.2型と大きく、OSはAndroid 7(novaはAndroid 6)を採用し、カメラ機能ははほぼ同じ。

 呉氏はこれらの新しいシリーズで、日本のシェアを狙っていくと自信を見せた。

5型でコンパクトでハイスペック
ファーウェイ「nova」

MVNO専売だが、スペックと価格のバランス良し
ファーウェイ「nova lite」


  HUAWEI nova HUAWEI nova lite
メーカー ファーウェイ
ディスプレー 5型液晶 5.2型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 1080×1920ドット
サイズ 約69.1×141.2×7.1mm 約72.94×147.2×7.6mm
重量 約146g 約147g
CPU Snapdragon 625 2GHz
(オクタコア)
Kirin 655 2.1GHz+1.7GHz
(オクタコア)
メモリー 3GB 3GB
ストレージ 32GB 16GB
外部ストレージ microSDXC(最大128GB)
対応ネットワーク LTE:1/3/5/7/8
/18/19/28/38/40
W-CDMA:1/5/6/8/19
4バンドGSM
LTE:1/3/5/7/8
/19/28/40
W-CDMA:1/5/6/8/19
4バンドGSM
DSDS(4G+3G) ×
キャリアアグリゲーション ○(2CC) ×
au VoLTE ○(予定) ×
無線LAN IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
OS Android 6.0(EMUI 4.1) Android 7.0(EMUI 5.0)
カメラ画素数 リア:12メガ/イン:8メガ
バッテリー容量 3020mAh 3000mAh
SIM形状 nanoSIM×2 nanoSIM×2
カラバリ ミスティックシルバー、チタニウムグレー、ローズゴールド ホワイト、ブラック、ゴールド

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