自宅にVR空間があれば、「はい、お時間です」と言われずずっとプレーできる
VIVEとKaby Lake&GTX 1060搭載Mini-ITXパソコンでVR入門!
2017年01月30日 11時00分更新
Kaby LakeのCore i7-7700の性能をチェック
Lev-C122-i7-RNSSMは、Kaby LakeのCore i7-7700(3.6GHz)を搭載する。Kaby Lakeは、製造プロセスに改良された「14nm+」を採用し、TDPはそのままで動作クロックが向上。これによりCore i7-7700は、第6世代のCore i7-6700と比べて200MHz上昇している。また、対応メモリーの最大速度がDDR4-2133からDDR4-2400に引き上げられている。
Lev-C122-i7-RNSSMでゲームやVRが快適に遊べるか、各種ベンチマークを計測してみた。
ゲーミング性能を計測する3DMarkでは、Time Spyが3853、Fire Strikeが10274、Fire Strike Ultraが2774、Fire Strike Extremeが5348という結果だった。ゲーム系のベンチマークでは、ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4kが最高設定、1920×1080ドット、フルスクリーンという設定で20180、バイオハザード6 ベンチマークが16743(RANK:S)だった。
4K解像度でのゲームプレーや負荷がかなり高い大作ゲームをでサクサクプレーするのは難しそうだが、それ以外のゲームであればほとんどフルHDで快適に遊べそうだ。
また、VR系のベンチマークでは、SteamVR Performance Testの平均忠実度が6.9(高い)、テストされたフレームが9799、90fps以下のフレームが0(0%)、CPU バウンドフレームが0(0%)、VRMarkのOrange Roomは6414という結果だった。SteamVR Performance Testで1度も90fpsを下回っていないので、VR系のゲームもある程度は快適にプレーできるだろう。
そのほか、パソコンの総合的な性能を計測する「PC Mark8」(Home accelerated 3.0)が5054、ストレージの速度を計測するCrystalDiskMarkはシーケンシャルリードが554.4MB/Sだった。ゲームプレーでなくメインマシンとしても存分に使用できそうだ。