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充電不要で約4ヵ月から6ヵ月の連続使用が可能

新「MISFIT PHASE」は高性能ハイブリッドスマートウォッチだ!

2016年12月27日 11時15分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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本体の右側面には、2時位置と4時位置にボタンを2つ装備。ケースとストラップをつなぐラグ部分が、手首に沿うように傾斜がついているため、腕になじむ

最大12人の着信を振動と針で、アプリの通知は6種を色で表示

 ちなみに2時位置の上のボタンを2回押すと、アプリで設定したアラーム時刻を表示する。また、こういったボタン操作をすると、文字盤6時位置にあるダイアルウィンドーの色も切り替わる。活動量の達成チェック時はオレンジアラーム時刻表示時はピンクといった具合に変化する。

6時位置にあるダイアルウィンドー。LEDではなくメタルディスクが回転し、設定した任意の色を表示する

 スマホとの連携機能は、電話の着信やアプリからの通知がメイン。液晶ディスプレーを搭載しているスマートウォッチとは違い、文字や画像を使った通知表示はできないが、そのぶん文字盤の針とダイアルウィンドーを組み合わせたシンプルな通知機能が利用できる。

 たとえば電話やSMS/MMSの着信は、最大12人までアドレス帳からピックアップして登録可能。登録時には文字盤の数字が指定でき、登録した人からの着信があると、ダイアルウィンドーの色が変わりバイブレーションと同時に長針と短針が指定した時刻(アワーマーク)を指し示す。これまでにフォッシルグループから発売された、ハイブリッドスマートウォッチは最大6人までだったが、倍の人数が登録できるように進化した。

アドレスから対象者を選び、さらに針が指す時刻(アワーマーク)の数字を指定できる

 またアプリの通知にも対応。スマホにインストールされているアプリすべての通知に対応しているわけではないが、LINEやFacebook Messenger、Gmailといったコミュニケーションによく使われるアプリは対応している。

 アプリの通知は6時位置の丸いダイアルウィンドーの色で、どのアプリからの通知がきたかが分かるようになっており、表示する色は6色の中からユーザーが自由に選べる。

 通知の表示は、アワーマークやダイアルウィンドーだけなので、一見したところ「なんの通知」か把握するには慣れが必要かもしれないが、設定次第で本当に重要な通知だけを厳選して受けられるので便利だ。また、近くにいる人に通知内容を知られることがないので、プライバシーも保てる。

アプリの通知はダイアルウィンドーの色を6つのなかから選択

 本体右側面の4時位置のボタンは、スマホとの連携をユーザーがカスタマイズ可能なボタンとなっている。プリセットとしてはスマホの音楽アプリを操作する「音楽リモコン」、カメラアプリのシャッターとなる「自撮りボタン」、PCと連携させてプレゼンテーションソフトのコントローラーとして使える「プレゼンのリモコン」の3つ。さらにボタンは「1回押す」、「2回押す」、「3回押す」、「長押し」の4つの操作方法があり、押し方によって機能が割り当てられている。

「音楽リモコン」の場合は、1回押すと再生&一時停止、2回押すと次の曲へと移動する

カスタマイズならボタン操作の挙動を組み合わせて設定できる

 また3つのプリセット以外にも、「カスタムボタン」を選べば、これらプリセットの機能から抜粋したり「電話を鳴らす」やIFTTTといった別のアプリとの連携にも対応。例えば、1回押しは音楽アプリの再生と一時停止、2回押しはシャッター、3回押しでIFTTTと連携で、長押しでペアリングしているスマホを鳴らすといった、自分好みの組み合わせも可能だ。

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