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Radeon RX 480搭載、「Lev-C017-LCi7-UZS」の性能をベンチでチェック
2016年10月27日 10時00分更新
Lev-C017-LCi7-UZSの性能をベンチでチェック
Radeon RX 480を搭載するLev-C017-LCi7-UZSは、実際どれくらいの性能があるのか、ベンチマークを計測してみた。試用機のスペックは、Core i7-6700(3.4GHz)、Z170チップセット、8GBメモリー、480GB SSDという構成だ。
まず「3DMark」では、Fire Strikeが「10547」、Fire Strike Ultraが「2787」、Sky Diverが「26733」という結果だった。また、Direct X12に対応するTime Spyでは「4080」という結果だ。
フルHD、最高設定で高い結果を叩き出した
ゲーム系ベンチマーク
ここから紹介するのは、ゲーム系ベンチマークの結果だ。結論を先に書くと、フルHD(1920×1080ドット)解像度およびフルスクリーンという状態で、画質を最高設定にしても非常に高い成績となっている。ほとんどのゲームが快適にプレーできそうな数値だ。
「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」(Ver.1.4k)が「最高品質」、「1920×1080ドット」、「フルスクリーン」という設定で「19963」(評価:すごく快適)となった。
「ファイナルファンタジーXIV 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」が「最高品質」、「1920×1080ドット」、「DirectX 11」という設定で「10004」(非常に快適)という結果。また、「バイオハザード6 ベンチマーク」は「13636」(RANK S)という計測結果だ。
VRの快適さを検証する「SteamVR Performance Test」
VRの快適さを検証する「SteamVR Performance Test」では、Average Qualityが「6.8」(High)、Frames Testedが「8516」、Frame Below 90 fpsが「0」(0%)、Frame CPU Boundが「1」(0%)という結果だった。90fpsを1度も下回らなかったほか、QualityのグラフもほぼHigh以下にならず安定していたので、快適なVR体験が見込めそうだ。
主なスペック | ||||
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製品名 | Lev-C017-LCi7-UZS | |||
直販価格(税別) | 14万6980円から(2016年10月26日現在) | |||
CPU | Intel Core i7-6700(3.4GHz) | |||
チップセット | Intel Z170 Express(Mini ITX) | |||
メインメモリー | 8GB DDR4-2133 | |||
グラフィックス機能 | AMD Radeon RX 480(8GB) | |||
ストレージ | 480GB SSD(SATA III/6Gbps) | |||
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |||
LAN機能 | 有線LAN(1000BASE-T)×2、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、2×2) | |||
インターフェース | USB 2.0端子×2、USB 3.0端子×8、DVI-D端子、DisplayPort 1.4端子×3、HDMI 2.0b端子、アナログRGB端子、PS/2など | |||
拡張スロット | PCI Express 3.0 x16(空き0) | |||
ドライブベイ | 2.5型シャドウ×4(空き2)、3.5型シャドウ×1(空き1)※基本構成時 | |||
サウンド機能 | ラインイン、ラインアウト、マイク入力端子 | |||
電源 | 500W(80PLUS SILVER) | |||
本体サイズ | 約幅178×奥行き384×高さ292mm | |||
OS | Windows 10 Home(64bit) | |||
備考 | 水冷CPUクーラー搭載 |