かつて、スキャナーはビジネスに限らず、PCで作業をするなら必須の周辺機器でした。しかし、誰もがスマートフォンを持っている時代、今はスマホのカメラで十分ということもあるかもしれません。
書類内の必要な部分だけをさっとスキャンし、スマホやPCに送信したい。だけれども、わざわざ席を離れてスキャナーの前に行ったりするのは面倒。
そこで「Pocket Scan(ポケットスキャン)」の出番です。
名前の通り、本体サイズはおよそ幅30×奥行き100×高さ50mm、重量はおよそ100gと、ポケットに入る大きさ。カバンのすき間にも机の引き出しにもあっさり入るので、作業スペースの近くに置いておけるサイズ感が魅力です。
専用アプリにはOCR機能(光学式文字認識)や翻訳機能を搭載。スキャンしたあとのトリミングや各種補正のほか、文字のデータ化にも対応しています。さらに、翻訳機能により英文の書面を読み取って日本語に翻訳もできます。この辺りがスマホよりもひとつ上をいくところです。
操作はカンタン。スマホとBluetoothで接続して、本体の「S」ボタンを押して、読み込みたい書類にあてて本体を動かせばスキャン。終わったら「S」ボタンを押して完了です。A3サイズまでのスキャンが可能というからたいしたものです。
OCR対応で、テキストでの保存も可能なのはビジネス的に使いドコロが多いはず。プリント資料の一部をテキストデータ化したいときなどにも便利。
旅先でパンフレットなどをもらって、思い出なんだけれどもちょっとかさばる……などというときもスキャンしてデジタル化。なにをおいても、小型・軽量・手軽さが魅力です。
価格は2万5980円。この機会に、ぜひ。