富士通直販サイト「富士通WEB MART」から、ESPRIMO WHシリーズ 最新カスタムメイドモデルとして、23型の一体型デスクトップ「ESPRIMO WW1/W」が発売された。
「ESPRIMO WW1/W」の最大の特徴は、ユーザーの好みや用途に応じてパーツ構成を自由に変えられる点にある。スペックを抑えてリーズナブルな構成にまとめたり、最上位パーツを組み合わせてハイスペックなモデルに仕上げることも自由自在。そこで今回は、予算/用途別に応じた「ESPRIMO WW1/W」のパーツ構成パターンを紹介していきたい。
Windows 10搭載!! さらに便利になったオールインワンPC
今回取り上げる「ESPRIMO WW1/W」は、店頭販売向けの2015年秋冬最新モデル「ESPRIMO WH77/W」および「ESPRIMO WH53/W」をベースに作られている。そのため本体の外観やインターフェース構成、各部の機能はまったく同じだ。
ただし「ESPRIMO WW1/W」はCPUやストレージの種類、メモリー容量などのパーツ構成をあらかじめ用意されたオプションの中から選択でき、さらにオフィスソフトやサポートサービスの有無/種類なども選べる。パーツの組み合わせによっては価格を店頭モデルよりもグッと抑えたり、重要視したいパーツだけをパワフルにすることができるのだ。
「ESPRIMO WW1/W」は液晶ディスプレーの角度を変えることで、3種類のスタイルで利用できるのも特徴的だ。タッチ操作や付属のペン(静電式)を使った手書き入力にも対応しており、ビジネスはもちろんのこと、趣味や子供の学習など幅広い用途で活用できる。家族で使うホームPCとして、リビングに設置するのがオススメだ。
1年ぶりの新モデルとなる「ESPRIMO WW1/W」は、OSに最新の「Windows 10 Home」(64bit)を採用している点が大きなポイントだ。マイクロソフトの最新ブラウザー「Microsoft Edge」や、復活したスタートメニューなどの新機能なども魅力のひとつで、とりわけ生体認証機能「Windows Hello」をいち早くサポートしたことがアドバンテージとなっている。
「Windows Hello」は顔や指紋、瞳の虹彩など体の一部を使ってサインインできる機能だ。パスワードやPINコードを入力することなく、Windows 10にサインインしたり各種Webサービスにログインしたりできる。「ESPRIMO WW1/W」ではCPUにCore i7-4712MQ(2.30GHz)を選ぶとカメラに「インテル RealSense 3Dカメラ」が採用され、「Windows Hello」による顔認証サインインが可能となるのだ。
また細かなところでは、付属ワイヤレスキーボードが、キーの位置に合わせて重さを調整した「3段階押下圧キーボード」となっており、どの指でもキーが押しやすくなっている。さらに付属のワイヤレスマウスが、一般的なレーザー方式(1000CPI)から、ガラスなどの上で動かしても正確に操作できるBlueLED方式(1200CPI)に変わっていることも、使い勝手の向上という点では実は見逃せないポイントだ。キーボードやマウスについて普段気にしたことがないという初心者こそ、