"数字に体験が重なったとき、その機種はかけがえのないものになる"
まだまだ仕事に必要なDVDドライブ。これを本体に内蔵しつつ、今まで聞いたこともない「約929gという軽さ」を達成した最新レッツノートが登場した。
新製品と言えば、まずはその機能やスペックに目が行ってしまう。しかし軽量化あるいは長時間のバッテリー駆動といった要素は、単純な数字競争ではなく、それがどんな問題を解決し、どんな新しい世界を導いてくれるかによって評価されるべきだろう。「このノートでなければ実現できなかった」「持っていてよかった」と思えたとき、はじめてそのパソコンの価値がリアルとなり、また持ちたいという信頼感につながるわけだ。
ジャーナリストとして、ウェブ媒体やビジネス誌などを中心に精力的な執筆活動を展開する大河原克行さんは、常に海外や日本各地を飛び回り、寸暇を惜しんで記事執筆に励んでいる。過去に「レッツノート T2」や「レッツノート AX2」を使用しており、ユーザー視点に立ったレッツノートの価値についても理解している。ここでは軽量モバイルがどんな問題を解決するかをテーマに寄稿いただいた。
大河原さんのこだわりポイント
取材のための機材が増える一方で、いまだに紙の資料も捨てられない。限られたカバンのスペースを占有せず、軽量であることは極めて重要だから、パソコンが理由で荷物がさらに重くなるというのはできるだけ避けたい。
ひざの上に置く軽さ、世界を飛び回り、改めてその価値に気付く
仕事の生産性を高める方法はいくつもあります。
そのなかでも、体感できる形で、生産性の向上を図ることができるのが「モビリティ」ではないでしょうか。ノートPCやタブレット、スマホを活用することで、いまや多くのビジネスマンが、外出先でメールを受け取ったり、資料を作り上げています。
取材現場を飛び歩くフリーランスジャーナリストにとっても、モビリティ環境で原稿を仕上げるということは、もはや当然のこと。世界各地の取材現場から、原稿や写真をすぐに編集部に送信できなくては、フリーランスジャーナリストとしてはやってはいけません。
そのために、相棒となるノートPCの選択は、とても重要な要素になります。
だから私は「軽量である」こと、そして「長時間のバッテリー駆動」という、相反する要素が、どれだけ高い次元でバランスされているのかを重視しています。