ファーウェイのコンシューマー・ビジネス・グループは、2015年上期決算を報告。その中でスマートフォンの台数で前年比39%増を記録したと発表した。
同社は通信機器、モバイルインフラなどを世界市場で展開しているが、その中でもスマートフォンを中心としたコンシューマー・ビジネス・グループは収益の32%を占め、前年の24%から拡大している。なお、2015年上半期の収益は72億3000万ドルで、これは前年比で87%増とのこと。
この収益増の要因がミドルからハイエンドのスマートフォンで、前年比で70%増となっている。スマートフォン全体の出荷台数は4820万台で、こちらは前年比39%増。
収益成長を市場別で見ると、中国では前年比142%増でシェアトップに立ったほか、ヨーロッパ、特にスペインとイタリアで大きな伸びになっているという。