Macで画像を編集するとき、以前の筆者は、画像ファイルをDockにある画像編集アプリのアイコンまで、ドラッグ&ドロップして開いていた。その方が、アプリのメニューバーからファイルを探して開くよりも効率的だからだ。
とはいえ、FinderのウインドウからDockまで、ファイルをドラッグするのもちょっとした手間だ。特にトラックパッドでは誤って指を離してしまい、ファイルが思わぬ場所に移動してしまうハプニングが発生する。
急いでいるときに限って焦ってそんなミスをしてしまいがちだが、実はFinderのツールバーにアプリを追加するだけでこの問題は解決可能だ。
まずFinderを開き、アプリケーションフォルダから追加したいアプリを選択。次に「command」キーを押しながら、ツールバーにドラッグする。アプリを置ける位置まで来ると緑色の「+」記号が表示されるので、そのままドロップして設置完了だ。
たとえば画像編集アプリの「Skitch」をツールバーに追加する。そこに向かって画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、Dockと同じ要領でファイルを「Skitch」で開けるようになる。
ツールバーから項目を削除したいときは、「command」キーを押しながらアイコンをツールバーの外にドラッグ&ドロップすればよい。同じ要領で「command」キーを押しながら、ツールバーの項目を並び替えることも可能だ。アプリだけでなくFinderの項目にも使えるテクなので、合わせて覚えておきたい。
今回のテクに適していそうなアプリは、パッと思いつく限りでも、画像編集、圧縮解凍、Officeなどがある。TPOによって使用するアプリを使い分けるシチュエーションでも役立つはずだ。