ファーウェイ・ジャパンは17日、都内で製品発表会を開催。SIMフリーのAndroidスマートフォン2機種にタブレット、ウェアラブル端末の計4製品を発表した。
税抜3万円の「P8lite」はSIMフリースマホの定番に!
6.8型液晶の「P8max」もなんと日本投入!
今回の注目は「HUAWEI P8lite」「HUAWEI P8max」というスマートフォン2機種だ。P8liteは6月19日発売(ゴールドのみ7月中旬以降)。P8maxは8月下旬以降。
まず「P8lite」は、希望小売価格が2万8600円(税抜)という価格が最大の魅力。スペック的には5型HD液晶(720×1280ドット)に、Cortex-A53ベースで1.2GHz動作の64bit対応オクタコアCPU(Hisilicon Kirin 620)、2GBメモリー、16GBストレージ、Android 5.0といったミドルハイクラスのモデル。また、カメラはリアが1300万画素、インが500万画素。
もちろんLTE対応で、対応周波数はFD-LTEはバンド1(2.1GHz)/3(1.8GHz)/5(850MHz)/7(2.6GHz)/8(900MHz)/19(800MHz)/28(700MHz)、W-CDMAはバンド1/5/6/8/19と、ドコモMVNOとの相性も良さそうだ。なお、デュアルSIM仕様だが、同時にLTE/3Gで通信することは不可能である。
カラバリはホワイト/ブラック/ゴールドの3色。IIJ/DMM mobile/楽天モバイル/ヨドバシカメラなど、主要MVNOや量販店での取り扱いもすでに決まっており、格安スマホ界での人気モデルになるのはほぼ間違いない1台と言えそうだ。
「P8max」は画面が大きいだけでなく
スペックもフラグシップ級
つづいて、P8maxは6.8型ディスプレーを搭載するという、ファブレットとしても史上最大級の大型画面を搭載する1台である。4月にロンドンで発表されたばかりのフラグシップ機だが、早くも日本市場への投入が決定だ。価格は税抜で5万9980円を予定している。
“max”という製品名からもわかるように、画面サイズ以外のスペックも非常に高い。6.8型フルHD液晶はジャパンディスプレイ製でインセル方式のIPS-NEO液晶を採用。また狭額縁デザインで横幅は92mmに抑えている。シャンパンゴールドの筐体は94%が金属とのこと。また、放熱性を重視した設計もアピールポイントで、長時間の利用でも不快にならないといている。
CPUは2.2GHz+1.5GHzのオクタコアであるHisilicon Kirin935で、3GBメモリー、32GBストレージを搭載。リアカメラは光学式手ブレ補正付きの1300万画素、インカメラは500万画素。
対応周波数はFD-LTEがバンド1(2.1GHz)/3(1.8GHz)/7(2.6GHz)、W-CDMAがバンド1/6/8/19、など。
Huawei P8lite | Huawei P8max | |
---|---|---|
ディスプレー | 5型液晶 | 6.8型液晶 |
画面解像度 | 720×1280ドット | 1080×1920ドット |
サイズ | 約71×143×7.7mm | 約93×182.7×6.8mm |
重量 | 約131g | 約228g |
CPU | Hisilicon Kirin 620 1.2GHz(オクタコア) |
Hisilicon Kirin 935 2.2GHz+1.5GHz(オクタコア) |
メモリー | 2GB | 3GB |
ストレージ | 16GB | 32GB |
外部メモリー | microSDHC (最大32GB) |
microSDHC (最大32GB) |
下り通信速度 | 最大150Mbps | 最大150Mbps |
対応ネットワーク | FD-LTE:バンド1/3/5/7/8/19/28、TD-LTE:バンド40、 W-CDMA:バンド1/5/6/8/19、GSM |
FD-LTE:バンド1/3/7、TD-LTE:バンド38/39/40、W-CDMA:バンド1/6/8/19、 TD-SCDMA、GSM |
OS | Android 5.0 | Android 5.1 |
カメラ画素数 | リア:13メガ/イン:5メガ | リア:13メガ/イン:5メガ |
バッテリー容量 | 2200mAh | 4360mAh |
カラバリ | ホワイト、ブラック、ゴールド | シャンパンゴールド |
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