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遠藤諭が使う、「レッツノート RZ4」

格安SIMで常につながる、新「レッツノート RZ4」の魅力はココだ!

2015年06月03日 11時00分更新

文● 遠藤 諭、ASCII.jp編集部、写真●神田喜和

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どこでも手軽と本当に効率がいいは、微妙に意味が異なる


 いまモバイルが当たり前になって、最初に述べたようにスマートフォンをフル活用している人も増えていると思います。タブレットをフル活用している人もいるでしょう。しかし、スマートフォンもタブレットも、会社で机に向かって仕事をするのにくらべるとかなり効率が落ちています。携帯電話が会社での打ち合わせを置き換えたほどのものは提供しないと思います。

スマホがあれば、どこでも仕事ができる。けど本当に効率はいいのでしょうか?

 ということで、“歩きスマホ”と同じようなマイナス面が、“スマホ仕事”にあるのではないでしょうか? そんなときに、より軽くできるだけ会社の仕事の環境をそのまま持ち出すというときにおすすめのマシンが、パナソニックの“レッツノート”シリーズです。仕事がら、さまざまなマシンを入れ替えながら使ってきましたが、日本のオフィスユーザーの強い味方と言えます。

 私も、過去5台ほど使わせてもらっていますが、この「レッツノート RZ4」は、本体重量約745g(LTE対応モデルは約770g)と本当に軽い。そして、打ち合わせで取引先との前に広げても、液晶サイズに圧迫感がないさりげなさがあります。

クラウド時代だから、端子はUSB1個でいいっていう議論は乱暴


 昨今、モバイルノートの接続端子は、どこまで必要かという議論がネットでも持ち上がってきましたが、レッツノート RZ4は、このサイズにして完璧といえる充実度。例えば、プロジェクター出力はHDMIが広がったように見えてビジネスの現場では、いまだにアナログRGB(D-Sub15ピン)であることがままあります。USBの数にしても、1個や2個ではやっぱり不安。USBメモリーひとつつないだだけで、マウスの接続もスマートフォンの充電もできないわけですから。

 さらにレッツノート RZ4なら、キーボードをサッと液晶ディスプレーの裏側に回してエレベータープレゼンも可能。そんなこだわりに、ビジネスマシンの“仕事”を知っていると感じさせます。このあたり、海外映画でもチラと出てきたりするタフブックなど、“仕事優先”感が心地よいアイデンティティといえます。

 そして、仕事の道具ながら独特なボンネット状の天板をそのままに、今回のモデルは、全体をシックでありながらちょっと華やかさのある赤系の色でまとめています。ネジやゴム部品まで色を統一しています。

 ちなみに、個人的なおすすめをあえて一言加えさせてもらうと、モバイル用の小さなものでよいのでマウスを持ち歩くこと。本体に組み込まれたパッドの使い勝手もよいのですが、出先でフルパフォーマンスを発揮する。仮にマウスでUSB端子をひとつ埋めても、まだ2つも端子が残ります。差し替えなしに、データ交換用の周辺機器も使えるでしょう。

 それでできた時間をディスカッションに、情報収集やリフレッシュに30分でも多く出かけることです。ビジネスマンが作った、ビジネスマンのためのマシンが、レッツノート、そしてレッツノート RZ4というのを感じます。

(語り:角川アスキー総合研究所:遠藤 諭)

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