第4世代Core iと256GB SSDを搭載するなどスペックも充実
レッツノート LX3は、光学式ドライブの搭載・非搭載モデルなど、構成の自由度が高く、用途に応じて最適なモデルを選べることも魅力だ。店頭モデルとしては、Core i7ブルーレイモデル、Core i7スーパーマルチモデル、Core i7光学式ドライブ非搭載モデル、Core i5スーパーマルチモデルの4モデルが用意されている。
LX3店頭モデルの主なスペック | |||||||
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型番 (標準モデル) |
CF-LX3NECBR | CF-LX3NEQBR | CF-LX3NEXBR | - | |||
型番 (Office搭載モデル) |
CF-LX3NERBR | CF-LX3NESBR | - | CF-LX3YEABR | |||
CPU | Core i7-4500U(1.80GHz) | Core i5-4200U(1.60GHz) | |||||
メモリー | 8GB(最大8GB) | 4GB(最大8GB) | |||||
ストレージ | SSD 256GB | HDD 500GB | |||||
ディスプレー | 14.0型 | ||||||
解像度 | 1600×900ドット | ||||||
光学式ドライブ | BDドライブ | DVDスーパーマルチ | なし | DVDスーパーマルチ | |||
付属バッテリー | 6セル | 3セル | |||||
駆動時間 | 約22時間 | 約11.5時間 | 約10時間 | ||||
本体サイズ | 幅333×奥行き225.6×高さ24.5mm | ||||||
重量 | 約1.395kg | 約1.225kg | 約1.14kg | 約1.31kg | |||
OS | Windows 8 Pro 64bit Windows 7 ダウングレードサービス実施予定 |
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Office | 有/無 | 無 | 有 |
LX3マイレッツ倶楽部モデルの主なスペック | ||||
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型番 | SSD 512GB BDドライブ |
SSD 256GB BDドライブ |
SSD 256GB 光学ドライブなし |
HDD 500GB DVDスーパーマルチ |
CPU | Core i7-4600U vPro(2.10GHz) | |||
メモリー | 8GB(最大16GB) | 4GB(最大8GB) | ||
ストレージ | SSD 512GB | SSD 256GB | HDD 500GB | |
ディスプレー | 14.0型 | |||
解像度 | 1600×900ドット | |||
光学式ドライブ | BDドライブ | BDドライブ | なし | DVDスーパーマルチ |
付属バッテリー | 6セルまたは3セル | |||
駆動時間 | 約22時間または約11時間 | 約20時間または約10時間 | ||
本体サイズ | 幅333×奥行き225.6×高さ24.5mm | |||
重量 | 約1.445kg/約1.305kg | 約1.395kg/約1.255kg | 約1.290kg/約1.150kg | 約1.450kg/約1.310kg |
無線LAN | IEEE 802.11ac対応 | |||
OS | Windows 8 Pro 64bit Windows 7 ダウングレード権付属 |
このうち、Core i7ブルーレイモデル、Core i7スーパーマルチモデル、Core i7光学式ドライブ非搭載モデルの3モデルが、各クラスで世界最軽量を実現しているのはすでに紹介した通り。
Core i7ブルーレイモデルは、CPUとしてCore i7-4500U(1.80GHz)を搭載し、メモリは標準で8GB実装されている。Core i7-4500Uは、コードネームHaswellで知られている、インテルの最新世代のCPUのひとつであり、省電力性能が大きく向上していることが特徴だ。
ブルーレイドライブを内蔵し、ストレージは256GB SSDで、バッテリーは6セルのバッテリーパック(L)が搭載されている。Core i7ブルーレイモデルのバッテリー駆動時間は約22時間で、重量は約1.395kgとなる。
Core i7スーパーマルチモデルは、CPUとSSDは変わらないが、メモリが4GBになり、光学式ドライブがDVDスーパーマルチドライブになる。バッテリーは3セルのバッテリーパック(S)となり、バッテリー駆動時間は約11.5時間、重量は約1.225kgとなる。
Core i7光学式ドライブ非搭載モデルは、Core i7スーパーマルチモデルからDVDスーパーマルチドライブを省いた構成であり、バッテリー駆動時間は変わらず約11.5時間、重量は約1.14kgとなる。
ローエンドのCore i5スーパーマルチモデルは、CPUがCore i5-4200U(1.60GHz)になり、ストレージが500GB HDDになるが、それ以外はCore i7スーパーマルチモデルと同じスペックで、バッテリー駆動時間は約10時間、重量は約1.31kgとなる。
OSは、全モデルともWindows 8 Pro 64bitだが、直販サイトの"マイレッツ倶楽部"ではWindows 7への ダウングレードが選択可能だ。なお、店頭モデルでもWindows7ダウングレードサービスを実施している。
基本スペックは、2013年秋冬モデルのモバイルノートの中でも上位であり、特に店頭モデルでもSSD容量がすべて256GBになっていることは評価できる。Ultrabookの多くは、SSD容量が128GBであり、メインマシンとして使うにはやや容量的に不安があったが、256GB SSDを搭載したレッツノート LX3なら、安心してメインマシンとして活用できる。
さらに、マイレッツ倶楽部で購入できるWebモデルでは、512GB SSDモデルや、より上位のCore i7-4600U vProを搭載したモデルも用意されている。
1600×900ドットのノングレア液晶を搭載
液晶は14.0型で、解像度は1600×900ドットのHD+である。
情報量はレッツノートSX/NXと同じだが、液晶サイズが大きいため、小さな文字も見やすい。低価格なノートでは、1366×768ドットのHD液晶を搭載した製品も多いが、やはりHD液晶では複数のウィンドウを同時に開いて作業を行う場合、狭さを感じる。逆にこのサイズでいたずらに高解像度を求めてしまうと、細かすぎてみにくいと言う意見もあるだろう。
レッツノート LX3の14.0型で1600×900ドットという解像度は、バランスのよい解像度だといえる。また、ノングレアタイプなので、外光の映り込みが抑えられ、長時間使っていても目への負担が少ない。仕事などでパソコンに向かう時間が長い人にも最適だ。
なお、タッチパネルは搭載していないが、ショートカット操作を活用すれば、Windows 8のタイルUIも快適に操作できる。また、液晶上部には、720p対応Webカメラが搭載されており、ビデオチャットなどに利用できる。
使いやすいフルサイズキーボードとフラットパッド
レッツノート LX3は、12.1型クラスのモバイルノートに比べて、ボディサイズに余裕があるため、キーボードがゆったりしていて使いやすい。キーピッチは19mmで、いわゆるフルサイズキーボードである。
キー配列も標準的で、不等キーピッチもないため、快適にタイピングが可能だ。
キートップは、パナソニック独自のリーフ型キーボードと呼ばれる、葉っぱのような形になっており、さらにミスタイプを減らしてくれる。また、キーストロークが2mmと深いことも、キーの打ちやすさに一役買っている。
Ultrabookでは、ボディの薄さを重視して、キーストロークが1.2mm程度しかない製品が多く、キーの底打ち感が気になることがある。12.1型クラスのモバイルノートでは、ボディが小さいため、キーピッチが狭かったり、右側の一部のキーのピッチが狭くなっていることがあるが、フルサイズキーボードを搭載したレッツノート LX3なら、手の大きな男性でも快適にタイピングできる。
ポインティングデバイスとしては、フラットパッドを搭載する。レッツノートSX/NXでは、円形のホイールパッドが搭載されていたが、レッツノート LX3では長方形のパッドに変更されている。パッドに関しても、Ultrabookでは、パッドとクリックボタンが一体化したタイプのものが使われていることが多いが、クリックボタン一体化タイプは、やはり慣れるまで操作ミスをしやすい。
レッツノート LX3のフラットパッドは、パッドと左右のクリックボタンが独立しているため、操作性は良好だ。また、フラットパッドは、5本指までのマルチタッチ操作に対応しているので、マルチタッチジェスチャーを活用することで、作業の効率が上がる。