このページの本文へ

「Office2013」搭載、Windows 8時代の長時間&ウスカルノートを徹底検証!

丸パッドでもジェスチャー対応! 進化した「レッツノートSX2」

2013年02月19日 11時00分更新

文● 広田稔 写真●篠原孝志(パシャ)

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

店頭モデルでも、さらにパワフルなCore i7搭載モデルを追加!

 SXシリーズは、2012年6月にリリースした新製品で「SX2」に進化した。10月発売の2012年秋冬モデルではWindows 8を導入し、さらに改良を重ねたのが2013年春モデルになる。今回のポイントは以下の3点だ。

  • CPUにCore i7をラインナップ
  • ホイールパッドがWindows 8のジェスチャー操作に対応
  • Office 2013をプレインストール

 CPUは、Core i5-3340M(2.70GHz)とCore i7-3540 vPro(3GHz)の2種類を用意。従来はCore i5-3320M vPro(2.60GHz)のみだったので、より選べる幅が広がった形だ。

 CPU性能は動画編集など重い処理に有効だが、それだけでなく日常的な操作も底上げしてくれる。仕事において触る頻度が高いアイテムだからこそ、少しでも性能の高いものを買っておいたほうが細かいストレスがたまりにくい。

レッツノート独自のユーティリティが搭載されて、上側/下側から中心にスワイプすることでアプリバーを表示したり、右側から中心へのスワイプでチャームの開閉、左側から中心への操作でWindowsストアアプリを順番に切り替えることが可能。Windows 8 のインターフェース操作を快適にサポートしてくれる(使用するには設定が必要。出荷状態ではスワイプではなく長押しで動作する設定になっている)

 また『ホイールパッドユーティリティ』の機能を強化してWindows 8のジェスチャーに対応した。レッツノートの伝統、円形のタッチパッドは、画面を左右にくるくる回転させることで上下スクロールが可能。ここにジェスチャー操作も加わって、タッチパッドの上下左右の端を内側に向かってスワイプすると、アプリバーやチャームなどがサッと表示されるようになった。

4つあるOfficeのラインアップのうち同梱されるのは「Office Home and Business」なので、PowerPointやOneNoteも含まれる

 一方、ビジネスシーンで使うなら、やはり新Officeが気になる。本製品では、もちろん2月7日に発売されたばかりの「Office 2013」をプレインストールしたモデルも選べる。多くの人にとっては、Word、Excel、PowerPointが入ってなくては仕事にならないはず。OSのWindows 8に加えてOfficeの最新版がリリースされ、両方が搭載されたレッツノートが出てきたということは、買い替えタイミングとしても絶好ということだ。

ベンチマークテスト結果
(Core i5/メモリー4GB/SSDモデル)

PCMark 7 1.0.4

CINEBENCH R11.5

CrystalDiskMark 3.0.2


「二刀流」のバッテリーで出先のバッテリー切れを防ぐ!

 もちろん従来の特徴である、シリーズ最長のバッテリー駆動時間も引き継いでいる。バッテリーは標準の「L」と軽量の「S」が、ACアダプターも標準とミニが2種類ずつ付属する。Core i5モデルの場合、バッテリーLなら約18時間(HDDモデル)~19時間(SSDモデル)、Sでも約9時間(HDDモデル)~9.5時間(SSモデル)動作してくれる。外回りが多い人にとっては、ACアダプターはひとつを仕事場に置き、もう片方を常にカバンに入れて持ち運べる。

手前がバッテリーS、奥がバッテリーL(写真左)。バッテリーを装着した部分が少し盛り上がることで傾斜がつくのでタイプがしやすくなる設計だ(写真右 バッテリーS装着時)

「モバイラーなら最初から2つ用意してあった方が便利だろう」という配慮が素直にうれしいところだ。たとえば、東京から大阪への出張で、往路の新幹線で資料を作り、客先でプレゼンして片方のバッテリーが切れても、もう片方のバッテリーに付け替えて、帰りはDVDを見ながらリラックスして帰ってこられる。

フルHD/H.264の動画を連続再生するという負荷の高いテストを実行したところ、Lでは5時間55分、Sでも3時間50分ほど動作した

外出先でのプレゼンに心強い味方!

USB接続で利用できる専用のモバイルプロジェクター「CF-VMP01JS」をオプションで用意。幅102mm、奥行き60mmとフットプリントが小さく、レッツノート SX2と一緒に持ち歩ける。顧客を訪問して説明する場合など、効果的なプレゼンを展開できるのだ!

バスパワー駆動のため、別途ACアダプターなどを持つ必要はない。投影サイズは10~60インチ、解像度は854×480ドットだ

カテゴリートップへ