堅牢で軽量、長時間の駆動を追求してきたパナソニックの『レッツノート』シリーズ、夏のニューモデルは、春モデルのスタイルを継承しつつ、大幅なパワーアップが施された。中でも注目は、約1.24kgと軽量ながら、光学ドライブと12.1インチ液晶を搭載した『CF-W8』。パナソニックのWeb通販サイト、マイレッツ倶楽部限定のプレミアムエディションでは、高速かつ大容量のインテル製SSDを選択することが可能となっている。性能とスタイル、そしてモバイル性のすべてに妥協したくないユーザーなら見逃せないマシンなのだ。
本モデルではインテルの『X-25M』SSD(160GB)を選択可能。このSSDは、ベンチマークにてシーケンシャルリード240MB/sオーバー、ライト約80MB/sを記録。一般的なHDDではリード・ライト共に70MB/s前後が多いところ、それを大きく上回るものとなっている。もちろんこの結果は、数値だけではなく操作感でも十分実感可能。特に各種アプリケーション起動時にはその恩恵が感じられる。
また、容量面でも160GBの安心感は大きく、標準OSのWindows Vista Businessをインストールした状態でも120GBほどの空き容量が確保されている。さらにプレミアムエディションではCPUがインテル Core 2 Duoプロセッサー超低電圧版SU9600になり、SSDと併せて高いパフォーマンスとバッテリー駆動時間約12時間のスタミナを両立しているのだ。なお、動作中もHDDの回転音やシーク音がないため非常に静か。本体右に配置された冷却ファンからわずかな音が漏れるだけとなっている。
SSDがウィンドウズを快適にする!
現在のPC構成の中で速度的にボトルネックになりがちなHDDをSSDに換装することで、全体的なパフォーマンスアップを実現している。同一構成のHDDモデルに比べ、すべてのベンチで上回っていることがわかる。
ビジュアルとモバイル性への
こだわりが詰まったボディ
マイレッツ倶楽部では天板カラーをユーザーが選択できるおなじみのカスタマイズを実施中。今回はWシリーズのプレミアムエディションに限り、本革張り天板が選択可能になった。『ブラキッシュレザー』と名付けられたこのカラーバリエーションは、牛本革の質感と一枚一枚手作業で仕上げる、職人による匠の技が光る逸品となっている。本体色のシルバーフェザーとジェットブラックの2種類と自由に組み合わせることが可能となっている。ボディー自体はやや厚みがあるが、手にした時に実際の重量よりも軽く感じる重量バランスの良さは特筆もの。ちなみに付属のACアダプターもコンパクトかつ軽量。持ち運びの苦にならないサイズになっている点もシリーズのこだわりだろう。
約12時間の長時間駆動
SSD搭載モデルでは約12時間、HDDモデルでも約11時間の長時間駆動を実現。付属のACアダプターも小型軽量で、持ち運びも苦にならない。バッテリー充電を80%に制限し、バッテリー寿命を延ばすエコノミーモードも搭載。
また、シリーズ伝統のタフネスさも健在。ボンネット構造の天板などで実現した耐100kg級の外圧にも耐える高い耐荷重性は、満員電車内などで持ち運びを余儀なくされる日本のモバイルユーザーにはうれしいところ。さらに、キーボードは全面防滴構造となっており、不意に水をこぼした時にも内部に水が入り込まないようになっている。
タフ設計だからモバイルに最適
シリーズ伝統のタフネスさも健在。76cm落下試験済み、耐100kg級タフボディー、そしてキーボード全面防滴構造は使う場所を選ばない。また、手にした時に実際よりも軽く感じる、重量バランスの良さも特筆ものだ。
現在、マイレッツ倶楽部ではプレミアムメンバー制度がスタートされている。2009年夏モデル以降のプレミアムエディションの購入者は自動的にプレミアムメンバーに登録。通常の盗難までカバーする3年特別保証、レッツノートクリニックでの無償点検などに加え、天板カラーの無償交換やデータ復旧サービスの費用助成、メンバー限定・優先の情報案内などのサービスを受けることができる。こうしたアフターサービスの充実も、ビジネスメインでの利用をするユーザーには大きなアドバンテージとなるはず。性能・スタイル・モバイル性、そしてサポートが高いレベルでまとまったプレミアムエディションは、ヘビーなモバイルユーザーにお薦めしたい1台だ。
ヱヴァンゲリヲン化計画を実施中!
……詳細は、マイレッツ倶楽部のサイトへ!
http://www.mylets.jp/
●本製品の防滴・耐衝撃・耐圧迫性能は無破損・無故障を保証するものではありません。