サン電子(株)は12日、iPod充電機能付きFMトランスミッター「FMIP-305」シリーズ6モデルを11月初旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス(実売価格は未定)。
「FMIP-305」シリーズは、iPodの音楽をFM電波で飛ばし、車載FMラジオで再生するためのFMトランスミッター。本体およびiPodへは車載のシガーソケットから給電するためバッテリー残量を気にする必要がないうえ、iPodの充電も可能。0〜90度の範囲で調整できる可動式プラグを採用しており、設置しやすい位置に合わせられる。
「FMIP-305」シリーズの特徴のひとつに、車のエンジンとの連動機能がある。エンジンの始動時に自動的にiPodの電源をオンにしたり、エンジン停止時にiPodを一時停止できる。また、エンジンの稼働中はiPodのバックライトを常時点灯状態に保つことも可能だ。
トランスミッターの本体サイズは幅127×奥行き45×高さ24mm、重さは約95g。Dockコネクターを搭載したiPodと接続可能だ。
なお同社は同日、USB充電ポート搭載FMトランスミッター「FMTS-203」シリーズ4モデルを11月初旬に発売すると発表。こちらは、ステレオミニプラグから音声を入力してFM電波で送出するだけでなく、USB端子から充電可能な携帯音楽プレーヤーやデジタルカメラ、携帯電話などを充電できる。価格はオープンプライス(実売価格は未定)。