ソラコム、「SORACOM Query」に無料プラン追加 自然言語AI分析を全アカウントで試せるように
ソラコムは9月30日、AI/IoT通信プラットフォーム「SORACOM」のデータ分析サービス「SORACOM Query」に、すべてのSORACOMアカウントで無料利用できる「Freeプラン」を追加したと発表した。価格は無料で、既存ユーザーは申し込み不要で自動適用されるという。1アカウントあたり合計500回まで分析を試せ、500回を超える利用には有料プランが必要だ。
SORACOM Queryは、回線管理データやSORACOMプラットフォーム上に蓄積されたIoTデータをSQLで抽出・分析できるサービスだ。通信量の推移や複数回線の接続状態の傾向を調べられ、機器の稼働状況把握やトラブル兆候の早期発見、レポート作成に役立つ。今回のFreeプラン追加により、AIによるIoTデータ分析を手軽に試せる環境が整ったという。
機能面では、自然言語からSQLを生成するAIアシスタントを搭載し、初心者向けのシンプル画面ではチャットに「先月データ通信量が多かった機器は?」と入力するだけでAIがSQLを作成し、集計結果を表やグラフで可視化する。アドバンスド画面の「エージェントモード」では、AIが分析意図に合う結果へ到達するまでSQLの構築と実行を自律的に繰り返すため、文法エラーの修正負担を減らせる。さらに、分析対象データの一覧を確認できるスキーマリファレンスサイトも公開され、AI向けと人向けの両形式で参照できるようになった。
加えて、手持ちのデータをSORACOMのデータと組み合わせて分析できる新機能もEarly Accessとして提供を開始した。たとえば機器の設置場所一覧を取り込めば、地域や拠点ごとの利用状況をひとまとめに把握しやすくなるという。ソラコムは、IoTをより使いやすくする取り組みを通じて、幅広い業界でのデータ活用を後押ししていく考えだ。
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