「Windowsはお前だろ」という名言(?)のとおり、Windowsといえばせれろんやまだ。
Windowsと歩いてきてふと思えばもう30年余り。出会った当時のWindowsは2.1、ヤマダはまだ小学生でした。キーボードを使ったら文字が画面に出る! 図形が画面に描ける! という、新鮮な体験に驚いたのを覚えています。あの頃はまだ画面が真っ黒でした……。
本格デビューは高校生の頃。父親がいきなり買ってきた「PC-9821」。噂のWindows 95を搭載したマシン。小学生の頃触れたパソコンからかなりの進化を遂げており、画面はカラフル、CDの音楽が聴ける、マウスを使ってお絵描きできる! それだけで度肝を抜かれ、勉強そっちのけになったのですがとどめとなったのは……。
イ ン タ ー ネ ッ ト!!
ヤマダは『インターネット』で、大学進学をやめました(^ω^)
そしてそこからWindowsに翻弄される人生が始まったのです。
Windows 95の頃はいま以上に手がかかり、ヤマダの言うことを「はい! はい!」って聞いてくれていたWindowsももはや「これがおすすめだよ! こうしておいたよ!」と、世話を焼いてくれるようになりました。そして時系列で思い出すと、見事に「優秀とじゃじゃ馬」を繰り返しているWindows……。
仕事で使い始めたのはWindows 98SEでしたが、その頃はメモ帳でHTMLを打ち、Photoshopで画像加工し、ウェブデザインをする! ってのが生業だったため、そこまでOSを意識することはありませんでした。言い換えれば使うのになんの問題もなかったんですよね……。
そこに出てきたんですよ。あのOSが。
Windows Meが。
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