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小島寛明の仮想通貨&ブロックチェーンニュース解説第21回

世にも奇妙なブロックチェーン:

もし出会い系にブロックチェーンが使われたら

2018年11月12日 09時00分更新

文● 小島寛明

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 改ざんがきわめて難しいとされるブロックチェーン技術には無限の可能性があると言われる。一時の熱は落ち着いたとも言われるが、ブロックチェーン関連のプロジェクトは今も浮かんでは消えている。

 ためしに、企業がプレスリリースを配信できるサービスPR TIMESで「ブロックチェーン」を検索してみると、毎日どこかの企業が新しいプロジェクトの立ち上げやプロジェクトの進ちょくについて発表している。

 中には「こんな使い方があるのか」と思ってしまう奇妙なアイデアもある。調べてみると、興味深いブロックチェーンの使い道はかなりたくさんありそうだ。

●恋愛

 ドリコム(東京都目黒区)が2018年7月に発表したサービスは「LoveChain(ラブチェーン)」。ブロックチェーンに2人だけの記録を永遠に残すというサービスだ。

 初めて手をつないだ日、初めてキスをした日……。2人だけの思い出を消せないブロックチェーン上に記録する。

 一生残るラブレターを書き込める。結婚が決まったら、婚前契約を書き込むこともできる。「財産は50%ずつ共有する」「離婚の際には、一方が相手に何イーサ支払う」といった形だ。

 ラブチェーンの説明には「お別れの時がきたら『お別れボタン』を押してページを解散することができます」とある。

 ページを解散すると、アプリ上では見えなくなるが、記録そのものはブロックチェーン上に残ると考えていいだろう。

 お別れのときからしばらく経って「やっぱり消したいです」という人は、どうしたらいいのだろう。10年前に自分が書いたラブレターをあとで読み返すのはかなり恥ずかしい。情熱は大事だが、利用する際にはちょっと冷静さも問われそうだ。

 ブロックチェーンや仮想通貨のプロジェクトに携わる人たちの間では、ブロックチェーンに結婚の記録を書き込むカップルもいる。

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