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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第17回

【今月の自作PCレシピ 番外編】勝った!勝った!今夜の夕飯はドン勝だ!!

「PUBG」を プレイする店員にPCのスペックを聞いてみた

2017年06月25日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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「PUBG」をプレイできるツクモパソコン本店II

 続いては、デモ機で「PUBG」を試せるようにしているツクモパソコン本店II3階のゲーミングデバイスフロアーのスタッフに聞いてみた。

ツクモパソコン本店II 3階のゲーミングデバイスフロアー。ゲーミングチェアも展示

“ドン勝”獲得者を多く輩出しているツクモパソコン本店IIの3階にあるデモ機。「PUBG」を試してみたい人はもちろん、ウルトラワイド液晶やゲーミングチェア、ゲーミング向けデバイスで固めた、ハイクラスのプレイ環境を体験できる

デモ機は「Core i7-6700K」や「GeForce GTX 1080」を搭載している

 「PUBG」をプレイしているのは、ゲーミングデバイス関連を担当しているスタッフの濱田さんだ。2015年の夏に「GeForce GTX TITAN X」搭載PCを組んだ濱田さん。CPUはそのときに組んだ「Core i7-4790K」(4コア/8スレッド、定格4GHz、最大4.4GHz)のままだが、ビデオカードは最新の「GeForce GTX 1080 Ti」にパワーアップしている。

 GTX 1080 Tiとなれば、最高設定の“ウルトラ”でプレイ中かと思いきや、「基本、表示画面にこだわりがないので、設定は低くしていますね。“画面スケール”は120ですが、敵プレイヤーは見えるので“距離を表示”を含めて非常に低、もしくは低に設定しています」とのことだ。

 そのほか、同店スタッフでは「Core i7-6700K」、「GeForce GTX 980 Ti」のPCでプレイしているスタッフもいた。

ツクモパソコン本店Ⅱ 3階ゲーミングデバイスフロアースタッフの濱田さん

「GeForce GTX 980 Ti」でプレイ中の佐久間さん。“ポストプロセス”や“影”が低、“モーションブラー”をオフと「PUBG」の定番の設定だろう

 サーバーを含め、最適化の途中となる「PUBG」。実際にプレイしているスタッフに聞くと、CPUやビデオカードよりもメインメモリーの容量で、まずは8GBを超える容量にするのが大事なようだ。

 実際、「PUBG」をプレイしている最中のメモリー使用容量を16GBメモリー搭載PCで確認してみると、“ポストプロセス”を低、“影”を中間などに下げた描画設定で、常に7000MBを超えており、最高設定となるプリセット「ウルトラ」では、最大使用量は約7800MBになっていた。メインメモリー8GB以下のPCを使っているユーザーは、まず16GBに増設しよう。

筆者がプレイしている描画設定で計測。メモリー使用量は常に7000MBを超えていた。なお、スペックは「Core i7-6700K」、「Radeon RX 480 8GB」、16GBメモリーを搭載

 これからPC一式を選ぶなら、ビデオカードは「PUBG」以外の遊びたいゲームタイトルで変わるが、GPUは「GeForce GTX 1060 6GB」以上。CPUは、将来的にGTX 1080 Tiクラスのハイエンドビデオカードを搭載するなら、Core i7シリーズの7700Kや7700。

 カジュアルゲーミング目的でコスパを重視するなら、Core i5の6600や6500。メモリーは16GB以上、メインストレージにSSDといったゲーミングPCとしてはオーソドックスな構成でOKだ。

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【取材協力】

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