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アスキー的パソコン大解剖

充電不要のワイヤレスマウス登場 進化する周辺機器の無線化を追う

2017年10月14日 17時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトラショータ

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 マウスやキーボード、ヘッドフォン、ゲームコントローラーなど、PC周辺機器と言えばUSBケーブルで本体に接続するのが定番だ。しかし、どのUSBポートに接続しても使えるからと何も考えずに周辺機器を増やしていくと、前から後ろからケーブルが伸び放題に。しかも置き場所を頻繁に動かす機器が多いだけに、気が付くとケーブルがぐちゃぐちゃに絡みあい、引っ張っても手元まで届かない……なんてことにもなりかねない。もちろん、見た目も良くはならないだろう。

 もっともスマートな解決方法としては、Wi-FiやBluetoothを使ってPCに接続するワイヤレス機器を活用することが挙げられる。これなら原因となるケーブルがないため、絡まるなんてことは物理的に起こらない。「PCゲームをするから遅延や接続性の悪さがある無線はちょっと……」という人もいるかもしれないが、近年は有線並みの性能を誇り、頻繁なバッテリーの充電も必要ないワイヤレスゲーミング機器が登場しているため、むしろPCゲーマーは要注目だ。

 この特集では、そんな魅力的な最新ワイヤレス機器の数々を紹介していく。

『POWERPLAY』で、充電の手間まで省ける究極のワイヤレス環境を手に入れる

 ワイヤレス機器を使えばUSBケーブルはなくなるものの、「電源をどうするか」というのは永遠のテーマだ。マウスを例に考えてみよう。電池で動作するものは数か月単位で動作してくれるが、電池が切れてしまうと一切使えなくなってしまう。予備の電池があればいいが、手元になくて買いに行かなくてはならないとなれば、非常に面倒。これに対して充電式は、電池が切れてもUSBなどから充電すればよく、電池を買いに行く手間はかからない。そのかわり数日~数週間に1度は充電が必要で、これが意外と面倒。せっかくUSBケーブルから解放されているのに、充電のためにUSBケーブルが必要となるのは、やはりちょっともったいない気がする人も多いだろう。

マウスの充電はマウスパッドの下にある『POWERPLAY ワイヤレス充電システム』本体から行われるため、充電切れが起こらないのがメリットだ。

 充電の手間をまったく気にせず使えるワイヤレスマウスがあれば最高だが、驚くべきことにこれを実現してしまったのが、ロジクールのゲーミングマウス向けワイヤレスチャージングシステム“POWERPLAY”。一見すると単なるマウスパッドなのだが、実はマウスパッド下にワイヤレス充電システムを敷いており、対応マウスがPOWERPLAY上にあれば勝手に充電してくれるという仕組みだ。充電台に乗せる必要も、USBケーブルで充電する手間もいらないという優れもので、ワイヤレスマウスのレシーバー機能も内蔵しているため、PCとUSBケーブルで接続しておけば充電もマウスの接続もどちらもできるのが非常に便利。USBケーブルが1本必要となってしまうものの、マウスパッドはまず動かすものではないため、ケーブルが絡んでしまうという心配はない。

マウスパッドの下にPOWERPLAYを敷いて利用する。パッドさえ交換すれば、いつまでも利用できるのがうれしい

対応マウス『G903』で始める“POWERPLAY”の使い方

 『POWERPLAY』を使うには、チャージングシステム本体と対応マウスが必要だ。国内でリリースされたのが8月と比較的新しいため、現在対応できるマウスは『G903』と『G703』の2種類のみ。ここでは『G903』を例に、利用開始までの手順を追って解説していく。

『G903』。実売価格は2万3000円前後。外見は従来機種である『G900』と変わらないが、『POWERPLAY』に対応し、クリックボタンの耐久性なども向上した。約110gと軽量ながら、カスタマイズ可能なボタンやフリースピンが可能なホイール、可変DPIなどゲーミングに最適な機能を備える。

 まずは、『POWERPLAY』を付属のUSBケーブルでPCと接続。続いて『G903』の底面にあるウェイト装着用のモジュールを取り外し、無線充電に対応する『POWER COREモジュール』へ交換しよう。

POWERPLAYで充電するのに必要な「POWERCOREモジュール」を装着。これだけで、自動的に充電されるようになる。

 あとは『G903』の電源スイッチをオンにして、『POWERPLAY』の上に置くだけでオーケーだ。自動的に接続され、充電も適宜開始される。ロジクールの『ゲームソフトウェア』をインストールしておけば、バッテリーの状況確認、ボタンのカスタマイズといった機能も利用できるだけに、必ずインストールしておきたい。

接続されたかどうかの確認は、無料の『ゲームソフトウェア』から可能。無事に認識されていればすぐに使えるようになる。
バッテリーの状態を確認すると、残量や利用可能時間、充電状況などが確認できる。

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