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充実したBTOメニューで自作PC派も納得

ハイエンド構成に対応する高性能デスクトップPC「Endeavor Pro5300」

2012年06月04日 11時00分更新

文● 竹内 亮介、写真●篠原孝志(パシャ)

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充実したBTOメニューで好みの仕様にとことんカスタマイズ

 BTOメニューは多彩だ。マザーボードのチップセットは全部入りの「Intel Z77」であり、CPUはCore i7-3770Kに代表される高性能な4コアモデルから、Sandy Bridge世代で2コアのCore i3シリーズまで選択可能。

 ビデオカードも、NVIDIAやAMDのミドルからハイエンドまで6モデルの中から選択できる。なお、Intel Z77はCore iシリーズと組み合わせることでビデオ出力に対応できるため「ビデオカードなし」という選択も有効。しかし、このクラスのPCで、さすがにそれはもったいない。

 ストレージもSSDやHDDの単体/複数構成のほか、小容量のSSDをHDDのキャッシュとして利用し、大容量ファイルを扱えるHDDのメリットと、読み書きが高速なSSDのメリットを両立する「Intel Smart Response Technlogy」(ISRT)も利用可能だ。

 今回のテスト機も1TBのHDDに40GBのSSDを組み合わせ、ISRTを有効にした状態だった。また、光学ドライブは、DVD-ROMドライブからBD書き込み対応ドライブまで、コストに合わせて幅広いラインアップから選択できる。

フロントパネル。上から3段目までが5インチベイでそのすぐ下にあるのが3.5インチオープンベイ

背面部分。電源ユニット用の冷却ファンと12cm角のケースファンが見える。電源ユニットは上起きタイプ

信頼性の高さを備えつつも自作PCの楽しさを味わえる

 本製品は、あらゆる面で隙のない、ハイエンドユーザー向けのPCと言える。ミドルタワークラスでは一般的なサイズであり、設置スペースを特別広く確保する必要もない。

 筆者は10年以上自作PCを楽しんでいるユーザーのひとりではある。しかし、こういったPCを触ると「もう自作PCという時代でもないのかなぁ」という感慨を覚えずにはいられない。初心者から上級者まで、幅広いユーザーにオススメできる優れたPCといってよいだろう。

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