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Core i7-3537Uとハイブリッドドライブが嬉しい春モデル

タッチ対応の14型スタンダード「dynabook T642」

2013年03月29日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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 東芝のdynabookシリーズで、タッチ対応ディスプレーを搭載したスタンダードノートPCが「dynabook T642」だ。14.0型ディスプレーを搭載したモデルは光学式ドライブも備えており、メインマシンとしてしっかり活躍してくれることが期待できる。Windows 8とタッチディスプレーの組み合わせで直感的な操作が楽しめるこのマシンを使用してみた。

タッチ対応のクラムシェル型ノートPC「dynabook T642」

 dynabookシリーズは東芝の直販サイトである「東芝ダイレクト」で構成をカスタマイズして購入できるWebオリジナルモデルがある。今回試用しているのは、そのWebオリジナルモデル「dynabook Satellite T642/WTVHW」の構成だ。量販店の店頭で購入できるモデルよりも全体的にハイスペックな構成になっているのが特徴だ。

dynabook T642」試用機の主なスペック
CPUIntel Core i7-3537U(2.0GHz)
チップセットモバイル インテル HM76 Express チップセット
メモリ8GB/16GB
グラフィックスIntel HD Graphics 4000
ストレージハイブリッドドライブ(1TB HDD+NAND型フラッシュメモリ8GB)
光学式ドライブブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチ ドライブ機能対応)
通信機能無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth ver.4.0
インターフェースUSB 3.0端子×3、HDMI端子×1、RGB端子×1
カードスロットブリッジメディアスロット
本体サイズ/重量幅349.0×奥行き234.0×高さ25.8-30.8mm/約2.2kg
OSWindows 8

落ち着いたシルバーのアルミボディ

 「dynabook T642」の本体カラーはライトシルバーで、トップカバーやパームレストなどがわずかに暗いシルバーにヘアライン加工を施したものとなっている。触るとひんやりとした金属の質感があるアルミボディを採用しているのが特徴だ。トップカバーはディスプレーを開くときに手で触れるあたりだけに別パーツが使われているが、これも光沢のないシルバーグレーで、ロゴ部分は鏡面加工が施されている。

 本体サイズは幅349.0×奥行き234.0×高さ25.8-30.8mmで、重量は約2.2kg。片手で軽々持ち歩くというようなサイズではないが、ちょっとした移動は十分にできる。持った感じもしっかりしていて、重さなどが気にならないのならば持ち歩いて利用するのにも不安はないだろう。

 非常にシンプルなデザインだが、安っぽさのようなものは感じられない。落ち着いた雰囲気で、性別や使う場を選ばずどこにでも馴染んでくれそうだ。

トップカバーは金属の質感のあるシンプルなシルバーだ
底面側はマットなブラックしっかりとした脚がついており、据え置きで安定して利用できる

使いやすいキーボードと十分なインターフェースを搭載

 「dynabook T642」のキーボードはアイソレーションタイプを採用。キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mmだ。比較的しっかりとしたタッチで、入力もしやすい。キー配列に変形はなく、カーソルキーも独立、大きめのEnterキーなど使いやすいキーボードだ。タッチパッドはボタン一体型を搭載している。

アイソレーションキーボードとボタン一体型タッチパッドを搭載。ヒンジ近くにはharman/kardonステレオスピーカーがある

 タッチ機能は10点タッチ対応で、反応もよい。ディスプレーベゼル部に段差のないフラットな構造であるおかげで、画面端からのスワイプなどもしやすかった。

 光学式ドライブは、DVDスーパーマルチドライブ機能対応のブルーレイディスクドライブだ。店頭販売モデルではDVDスーパーマルチドライブだが、Web限定モデルでグレードアップされている。

光学式ドライブとしてブルーレイディスクドライブを搭載

 インターフェースは左右に振り分けられているが、ブリッジメディアスロットだけは本体手前側に配置されている。本体左側には有線LAN端子、USB3.0端子×2と光学式ドライブを配置。本体右側にはヘッドフォン出力端子、マイク/オーディオ入力端子、USB3.0端子、HDMI端子、RGB端子、電源コネクタがある。

最厚部で30.8mmの厚さ
本体手前側にはブリッジメディアスロットがある
本体左側に有線LAN端子、USB3.0端子×2、ドライブを配置
本体右側にはヘッドフォン出力端子、マイク/オーディオ入力端子、USB3.0端子、HDMI端子、RGB端子、電源コネクタがある

 USB端子はすべてUSB3.0対応で、左右にあるため周辺機器の接続もしやすい。VGA端子とHDMI端子があるおかげで、家庭のテレビや大型ディスプレーに接続しての利用も簡単だ。

ACアダプタは比較的小型だ

家庭やビジネスで十分活躍できる性能

 試用機「dynabook Satellite T642/WTVHW」はCPUにCore i7-3537U(2.0GHz)を搭載し、ストレージには、1TBのHDD内にNAND型フラッシュメモリ8GBを内蔵する「ハイブリッドドライブ」を採用する。店頭販売モデルではCPUがCore i5-3317U(1.7GHz)でメモリは4GB、ストレージは通常のHDD(750GB)だから、dynabook Satellite T642/WTVHWは全体的に1ランク上に上がった、よりハイスペックなものが欲しいユーザー向けのWebオリジナルモデルとなっている。

 さっそく、この構成でベンチマークによる性能評価を行なった。

 Windows 8の快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の一番低いサブスコアは「グラフィックス」の値である「4.8」となった。「ゲーム用グラフィックス」の値は「6.3」。どちらも高いとはいえないが、グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000だと考えると許容範囲だろう。「プロセッサ」の値は「7.1」、「メモリ」の値は「7.2」と高く、快適に利用できる基本性能を持っていることがわかる。「プライマリ ハードディスク」の値は「5.2」となった。

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」の結果が良好だが、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」は物足りない結果だ。ゲームなどに使わない、ビジネスや家庭での一般的な用途ならば十分というところだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックス
PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 7」
3D性能を計測するベンチマーク「3DMark 11」

 バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、3時間30分37秒使うことができた。モバイルマシンではないことを考えると十分すぎるくらいだろう。ちょっとした会議程度ならば十分対応可能だ。

 14.0型ディスプレーはいろいろな作業をするのにムリのない広さでありながら、本体のボリューム感も抑えるのにちょうどよいサイズだ。性能的にも比較的小さめなメインマシンを探している人に「dynabook T642」はぴったりだろう。このほかにもWebオリジナルモデルにはMicrosoft Office搭載モデルなども用意されているから、ぜひ自分好みのマシンを探してほしい。



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