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自社専用のAnalyticsが作れる!?

グーグル、待望のAnalytics APIを公開

2009年04月23日 23時18分更新

小橋川誠己/ASCII.jp

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 3年半前、高機能で使いやすい無償のアクセス解析ツール「Google Analytics」で業界に衝撃を与えたグーグルがまたやってくれた。米国時間4月21日、米グーグルはGoogle AnalyticsのAPI(ベータ版)を一般公開した。利用は無料。

Google Analytics
公開された「Google Analytics Data Export API」。Google Codeにドキュメントがある

 グーグルが公開したAPIは、「Google Analytics Data Export API」。同社の標準的なAPIである「Google Data API」の1つとして提供され、Analyticsの管理画面で閲覧可能なデータすべてをRSS 2.0/ATOM形式で取得できる。APIの提供に合わせ、JavaとJavaScript用のクライアントライブラリも用意。今後、他の言語用のライブラリも順次リリースしていく予定だ。

Google Analytics
すでに興味深い活用事例も紹介されている

 グーグルはGoogleカレンダー、Webマスターツールなど、さまざまなData APIを整備してきたが、AnalyticsのAPIは一般に公開していなかった。そのため、セッション数と売れ行きの関係を調べるには、Google Analyticsの管理画面からCSV形式などでデータをいったんダウンロードし、Analyticsのログ解析データと販売DBのデータを組み合わせた上でExcelなどで加工する必要があった。Analytics APIを利用したサードパーティ製のアプリケーションが充実すれば、こうした手間はなくなる上に、既存のデータ分析アプリケーションとの連携やCMS(Content Management System)との統合なども進むはずだ。

 グーグルのサイトには、すでにいくつかの事例が上がっている。Adobe AIRを使ったデスクトップガジェット、アクセス解析機能を組み込んだCMS、モバイル端末用のクライアントなど、現時点でも興味深いアプリケーションが多い。また、今後は汎用的すぎて分かりにくいという評判もあるAnalyticsに代わるより簡便なアプリケーションや、従来、Webアナリストが手作業でこなしていた解析作業を自動化するアプリケーションを開発する企業も現れるだろう。今回のAPIの公開によって、Google Analyticsの採用にさらなる弾みが付きそうだ。

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