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MARKETING 現場でプロが培ったGoogle Analyticsの使い方 ― 第5回

リニューアルの成否をAnalyticsでアクセス解析

2009年08月28日 15時37分更新

中野克平/デジタルコンテンツ部編成課

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 ノーリファラートラフィックの2回目は、Webサイト内の「回遊」を取り上げます。回遊とは、Webサイトを訪れたユーザーが、閲覧開始ページから次々とコンテンツを読み進めていくことです。ASCII.jpのようなメディアサイトであれば、コンテンツの読み進め方でユーザーの嗜好や興味の深さが分かりますし、ECサイトであれば、回遊の様子を見ることで(潜在的な)お客様の来訪動機や目的まで推定できます。特にノーリファラートラフィックは、検索エンジンや参照元サイト経由とは異なり、ユーザーがWebサイトを訪れるきっかけが何だったかの証拠がつかみにくいので、サイト内のユーザーの回遊を把握することが重要です。

 一方、Webサイトを長く運営すると、コンテンツが蓄積され、サイト全体をリニューアルする必要に迫られます。時流に合わせてコンテンツを整備すると、蓄積されたコンテンツ全体が生み出すサイト全体の方向と、当初の設計に必ずズレが生じます。カテゴリーや動線計画を見直さないと、獲得したユーザーの嗜好に合わず、使いにくい、探しにくいWebサイトになってしまうので、リニューアルでズレを解消するのです。

 「回遊とリニューアルはどんな関係にあるんでしょうか? どう考えても別の話ですよね」――リニューアルの目的は、回遊を促すことです。別の言い方をすると、リニューアルの目的は、直帰率を低め、セッション中のページビュー(平均ページビュー)を増やすことです。メディアサイトやプロモーションサイトであれば、より多くのコンテンツを読んでもらい、滞在時間を増やすことですし、ECサイトや資料請求サイトであれば、購入や資料請求につながる動線を整備することです。したがって、リニューアルの計画段階で、必ず成否の指標を設定しましょう。成否の指標が明確でないリニューアル計画は、初めから失敗しています。

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