全部のエフェクトを一度に試せるなど機能が秀逸
オリンパス E-M1
「OM-D」シリーズの2代目となる「E-M1」は本格的なプロ仕様のカメラだ。初代「E-M5」から全体的にブラッシュアップされ、高速なAF駆動ができる位相差検出素子を内蔵する撮像素子や画像処理システムも含め、基本スペックはレベルアップしている。
無線LANを利用したスマホとの連携やHDR機能、インターバル機能やフォーカスピーキングなど、使っていて物足りなさを感じることはない。
幅130.4×奥行63.1×高さ93.5mmという小柄なボディーは、かつてのモータードライブを装着した銀塩カメラの「OM」シリーズを彷彿させるデザインで、大きめのグリップでホールディング性は高く、剛性感のあるボディーは使っていて安心感を感じる。
ボディーサイズは小さくてもダイヤルやボタン類の操作系は大きめにできており、操作性も高い。エフェクト系はオリンパスお得意の「アートフィルター」が12種類用意されている。
ブラケット機能を使えば一度のシャッターで全部のエフェクトを記録できるのは便利だ。どのエフェクトか迷うことなく、全部記録しておけば後悔することもない。
プロユースがターゲットということもあり、本格的な撮影をしたい人向けだが、むしろレンズ交換式デジカメ初心者が購入してもエフェクト系で楽しんだり、安心して撮影できる。もちろん、本気で撮影したい人には十分に応えてくれるデジカメだ。
アートフィルターの撮影サンプル
主なスペック | |
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オリンパス E-M1 | |
撮像素子サイズ | 4/3型 |
有効画素数 | 約1628万画素 |
ローパスフィルター | なし |
感度設定 | ISO 100~25600 |
ファインダー | EVF、236万画素 |
背面液晶 | 3型、104万画素 |
無線LAN | 内蔵 |
本体サイズ | 幅130.4×奥行63.1×高さ93.5mm |
重量(本体のみ) | 約443g |
実売価格(本体のみ) | 15万円前後 |
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