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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第396回

猫宅訪問! かわいすぎる肉球を持つ猫

2015年03月06日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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なんか見たことない人(いや、嗅いだことない匂いの人)がきたぞ、ってんで怖いけど気になる猫のゆらぎ。まず私のカメラバッグに近づいて匂いを嗅いでたのでカメラを向けたら、瞬時に反応。猫は敏感なり(2015年2月 ニコン D600)
なんか見たことない人(いや、嗅いだことない匂いの人)がきたぞ、ってんで怖いけど気になる猫のゆらぎ。まず私のカメラバッグに近づいて匂いを嗅いでたのでカメラを向けたら、瞬時に反応。猫は敏感なり(2015年2月 ニコン D600)

 猫を飼ってるお宅訪問シリーズ、というか、お宅の猫を撮らせてくださいというか、勝手にそんなシリーズをはじめたくなったのではじめてみるのである。

 まずはうちから自転車で15分くらいのところにお住まいのK夫妻。今年になってから知り合ったのだけど、溺愛猫がいる上に比較的近所ということで、カメラを持ってお邪魔させてもらったのだ。

 名前はキリ。

 初対面である。

 はじめて遊びにいくおうちでいきなり猫に挨拶などをしてはだめ。知らない人が現われたら猫は「警戒モード」である。そこで目なんて合わせたら、当人にその気はなくても猫的には「ガンとばされた」と思って、警戒モードが「超警戒モード」にランクがあがるのだ。

 猫にもいろいろいるけど、訪れたときにササッと隠れられたら、決して追いかけて覗きにいってはだめ。

 そういうときは、出てくるまでのんびり飼い主とお茶でもしながら談笑すべし。猫は「ビビり」と「好奇心」の狭間で揺れ動いてるので、好奇心がまさるのを待つのだ。そうするとひょっこり様子を見に現われる。

 このときは10数分でそーっと現われ、私のカメラバッグを見つけると「見知らぬものがあるぞ」と匂いをかぎはじめた。そのときに撮ったのが冒頭写真。

 まだちょっと緊張してるけど、向こうから出てきて来れたらしめたものである。こいつは敵じゃないなとわかったら、近寄りはしなくても逃げることもなくなる。それまではカメラは横に置いてあまり撮らないようにする。

 警戒心が薄れてきたらお気に入りのオモチャの登場である。緊張してるとオモチャが目の前を横切っても反応しないけど、解けてきてればそっちへの好奇心が勝つのだ。

じっとオモチャを狙うの図。F1.4のレンズで1/640秒で動きを止めて撮ったら、ISO 1000になったが、窓を背景にした逆光で明るく撮ったときのふわっとした感じはなかなかすてがたい(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)
じっとオモチャを狙うの図。F1.4のレンズで1/640秒で動きを止めて撮ったら、ISO 1000になったが、窓を背景にした逆光で明るく撮ったときのふわっとした感じはなかなかすてがたい(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

 おうちで猫を撮るときはシャッタースピード優先が吉。ISO感度はもうしょうがないのでどんどん上がってもらう。何しろ猫はちょこまかと動くので被写体ブレを起こすのだ。

 可能な限り明るいレンズを用意し(単焦点レンズを何本か持っていくのもよし)、シャッタースピードは1/250秒くらいを目安に、遊んでるときは速めに、寝てるときは遅めにと調整しながら撮るのがお勧め。

左手でおやつを上げながら右手で撮影(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)
左手でおやつを上げながら右手で撮影(2015年2月 オリンパス OM-D E-M1)

 そろそろ慣れてきたかなと思ったら、K夫妻の夫が「これを手に付けると舐めに来てくれるかも」とキリお気に入りのおやつをくれたので、手のひらにのっけて差し出してみると、来たっ。

 これで一安心ですな。

(次ページに続く、「ネットワークカメラで監視するほどの過保護ぶり)」

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