さて、2008年もそろそろ終わる今日この頃、どうお過ごしでしょうか?
今回から合計12回に渡って「初めてからの自転車生活」の連載をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
さあ! 自転車を始めよう!
第1回目の今回は、題名にあるとおり、まずは趣味的に始める自転車としては、いったい予算はいくらぐらい必要になるのか? というところから始めてみましょう。
普段一般に自転車といえば、国産メーカーであるブリヂストンサイクルや、パナソニックサイクルテックなどが一般向けに販売する、いわゆるママチャリ(シティサイクル)といったものから、一時期、巷であふれかえったMTB(マウンテンバイク)、そして現在流行しているロードバイクなど、用途によってたくさんあり、まずどれを選択するかを決めなければなりません。
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電動アシスト付き自転車 パナソニックサイクルテック「リチウムビビ・DX」(BE-END63G) 価格:10万6000円 | 電動アシスト付きクロスバイク パナソニックサイクルテック「ハリヤ」(BE-EPH672B) 価格:11万9800円 | 小径自転車 パナソニックサイクルテック「LIGHT WING」(B-TW872) 価格:5万2800円 |
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ロードバイク アンカー「RHM9 Pro」66万5000円 | マウンテンバイク アンカー「XHM9 Pro」63万円 |
まずは自転車以外の予算から
まず、「趣味的な自転車を始めよう!!」と言っても、先立つものが無ければ始められないわけで、予算別に見ていくことにします。とはいえ、今回の予算の見方はあくまで私個人の見解からのオススメなので、もし本気で始めるというのあれば、様々な情報が出ているので、そういったものも参考にすべきでしょう。
結局、お高いお金を払って始めても、自分の方向性と違ったものになってしまったら、何の意味も無いわけですから。
では、まず自転車以外の値段から見ていくことにします。
「え? 最初に自転車の値段からじゃないの?」と思う方もいると思いますが、実はこの自転車以外の部分が結構重要だったりします。なぜかといえば、自転車を趣味として始める場合、自転車以外のオプションパーツが必要となり、また、そのオプションパーツは日々自転車を乗るために必須となります。
まず、自転車を乗る上で必須となるヘルメット、グローブ、ウェアから見ていくことにします。
自転車用ヘルメット
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写真のヘルメットはOGKというメーカーのMastroというヘルメットで、発売当初は最軽量ヘルメットとしてかなり売れたモデル |
私が個人的に使っているヘルメットですが、自転車に乗る上でまさしく必須となります。最近では結構な人がレース用、シティ用の自転車に乗っていますが、被っていない人が多いようです。
万が一だけではなく、自転車を取り巻く世間にアピールするアイテムとしてヘルメットは相当重要なアイテムになり、安全面に関しても必須と言えるアイテムです。
実際、私自身が縁石に乗り上げてしまい、ヘルメットを被った頭部を打ち付けた際にも、ヘルメットは傷だらけになりましたが、自身の頭部は何の問題もありませんでした。もし、あのときヘルメットを被っていなければ、重傷ではすまないレベルの怪我をしたと思います。
初めてヘルメットを買うのであれば、4~5000円のモノをまず購入し、余裕が出てきたら買い直しても良いでしょう。
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自転車用ヘルメット OGK KABUTO「MOSTRO VIGOR」 価格:2万3100円 |
(次のページへ続く)

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