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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第36回

「アキバの現実」報道する「アキバBlog」の現在

2008年10月27日 09時00分更新

文● 古田雄介

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 秋葉原の情報を発信する出版社のサイトは、本誌を含めて多数存在する。だが、個人運営でありながらそれらに匹敵、あるいは凌駕するほどのアクセス数を叩き出す脅威のブログがある。それが「アキバBlog」だ。

 2004年3月から2008年9月末までの累計ページビューは6億6900万PVに上るという。一説には、国内はもとより世界中のアキバ好きがチェックしているとも言われている。

 ブログでは秋葉原の出来事やショップの入荷状況などを、毎日7本の超ハイペースで紹介。管理人のgeek氏は「365日中360日くらいは秋葉原を巡回しています」と公言している。盆も正月も休みをとらずにオタクの聖地を巡ってレポートしつづける生活は、一体どうやって成り立っているのだろうか?

 連載企画「顔の見えるインターネット」第36回ではそんなgeek氏に、ニュース取材のコンセプト、そしてサイト管理人の知られざる生活環境について詳しく話を聞いてきた。

アキバBlog

 2004年1月19日にスタートした、アキバ情報ブログ。萌え要素を含むオタク関連グッズやイベントがメインの記事だが、家電量販店の火災や、通り魔殺人事件など、秋葉原で起きた「ありのまま」のニュースも伝える幅広い内容となっている。

 毎日更新の7記事のうち、6本はgeek氏によるもの。残り1本は、コラム募集に応じた14社が隔週ペースで提供している記事だ。

 (次のページ: 驚愕の生活パターン……起床時間は朝●時?!)

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