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痛車でラリー! メロンブックスインテ2年目の挑戦 第5回

九州は宮崎でメロン号、ついにグラベル完走!

2011年06月20日 22時46分更新

文● 中村信博、写真● 中島正義、うえのふみお

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 セクション1ではクラスブービーという順位から、上位陣のリタイヤも重なってクラス7番手にジャンプアップしたメロン号。この日最終のサービスBでは、もう一度センサーのチェックとタイヤ交換を含むルーティンワークが行なわれた。6番手の牟田周平選手/加勢直毅組サトリアネオ(CUSCO RACING)との差は34.1秒も離れているが、当初は1分近く離れていたのを、セクション2の4本のSSでここまで追い上げたのだ。もしかすれば、デイ2の残る4本で逆転できるかもしれない。明日はきっと僅差の勝負となるはずだ。

メロン号、サービスBに帰還。すぐさまメカニックが取り付いて各部のチェックが行なわれる。センサーを補修して以降、メロン号にトラブルはまったくない

明日の戦略をクルーをまじえて相談する。勝負か、それとも安全策か。それに合わせてセッティングを微妙に変更するのだ

 一方、GC8インプレッサでJN-4クラスに参戦する廣瀬康宏選手/谷内嘉隆選手組も苦難の1日目となっていた。こちらもエアフロ系のトラブルによりパワーがまったく上がらず、なんとかサービスまで戻ってくるのが精一杯。

 サービスBではボロボロになったエアクリーナーを交換することになったけれど、何とGC8用のエアクリーナーが近郊の自動車用品店のどこにも置いてない! 何軒ものお店に電話をかけた結果、ここから往復100km近く離れた延岡のディーラーに1枚だけ置いてあったとの事で、廣瀬選手はパルクフェルメへのマシン入場をコドライバーに任せて、大急ぎでパーツカーで延岡まで走っていった。

 今回、ウチはエンジントラブルに悩まされているなあ……。

続いて廣瀬インプレッサもサービスイン。こちらはエアフロ系のトラブルということで、エアクリーナー周りを取り外してチェック。泥水の直撃を受けてボロボロになったフィルターを交換することになったが、まさか近隣のショップに置いていないとは!

こちらは万事順調なCUSCO&CJRT。これだけのダートを走って、ほとんど触るところもないとは、いかに耐久性の高いマシンであるかがわかる

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