このページの本文へ

痛車でラリー! メロンブックスインテ2年目の挑戦 第5回

九州は宮崎でメロン号、ついにグラベル完走!

2011年06月20日 22時46分更新

文● 中村信博、写真● 中島正義、うえのふみお

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

眞貝選手「サービスでその“最後の1つ”のセッティングを元に戻し、エンジン回りも一通りチェックして臨んだセクション2。その効果がタイムにてきめんに表われたのが、約3kmのショートSS“長迫”でした。1回目と3回目の走行で、クラスベストタイムは4秒程度しか向上していないのに対し、自分だけ11秒アップ! 車がまともになってきてよかった、という思いと、セクション1はもったいなさすぎたなー、という思いが入り混じって、複雑な心境でしたね……」

SS(距離) ステージタイム(トップ差) クラス総合タイム(トップ差)
SS4/長迫II
(2.98km)
2:59.8(+2.8)32:42.3(+1:49.1)
SS5/珍神I
(13.45km)
14:43.1(+29.7)47:24.4(+2:06.0)
SS6/長迫III
(2.98km)
2:56.3(+1.7)50:20.7(+2:07.7)
SS7/珍神II
(13.45km)
14:22.7(+18.7)1:04:44.4(+2:26.4)

 サービスワーク、大成功! スピードセンサーがうまく働き始めたおかげでスピードが乗り、各SSともトップタイムからの差が大きく縮まっている。例えば、SS4でのメロン号のタイムは、同じステージを使ったSS2のセカンドベストとまったくの同タイムだ。このスピードが最初のSSから出せていれば!!

眞貝選手「マシンはほぼ復調したと言い切れる状態ながらも、ここのステージはまだまだ修行不足です。こういうウェットというか、柔らかめの路面になってしまうと、まだまだ自分を信じ切れず、ぐっと減速……。それでもゴールの数個手前のコーナーではまんまと浮砂利に乗ってしまい、その先には見るからに“絶対に出られない”側溝が! また浮砂利でリタイヤなんてことになったら、さすがの監督もブチ切れだろうな~、なんて思いながら苦闘しているのが“ほぇーい”という間抜けな声の瞬間です」

今回のギャラリーポイントは、ロングステージの中間地点に設けられた造成地。事前にコース幅が広げられていて、派手なアクションを見せやすいように工夫されていた。ここまでのアクセスがダート林道だったようで、お客さんには大変だったらしいが……

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ