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痛車でラリー! メロンブックスインテ2年目の挑戦 ― 第8回

今年の最終戦! メロン号、新城ラリーで激走!

2011年12月07日 19時00分更新

文● 中村信博 写真● 中島正義、うえのふみお、山本徹

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無念の北海道から激戦の新城へ

 「RALLY HOKKAIDO」でのロールオーバーから、約3週間後。メロンブックスラリーチャレンジ(MRC)は、いよいよ今年の全日本ラリー選手権の最終戦をむかえた。今年最後の挑戦の舞台となったのは、愛知県の東端に位置する山間の街、新城市。毎年多くの観客を集めるビッグイベント「新城ラリー2011」だ。

 前戦・北海道ではSS5でロールオーバー、そしてスーパーラリーで出走したデイ2のSS18で駆動系トラブルと、2度のリタイヤを喫してしまったメロンブックスインテグラ。幸い、転倒した場所がクッションのような深い草地だったので、奇跡的にメロン号の損傷は軽かった。もしこれが何もない場所だったなら、メロン号の損傷はこの程度ですまなかったはずだ。

 新城ラリーまでの3週間、メロン号は突貫工事で損傷を修復した。へこんだ部分を叩き出し、歪みが出てしまったルーフ周りを修正。その上で、グラベル仕様からターマック仕様へのセッティング変更。まさに寝る間も惜しんだ作業を続け、なんとか「新城ラリー2011」本番の日を迎えることができたのである。セッティングを合わせるためのテスト走行は最小限になってしまったけれど、間に合っただけでもめっけもんだ。

 北海道でのリタイヤにより、MRCの今年度チャンピオンの可能性は完全に絶たれてしまった。この最終戦・新城で優勝し、シリーズポイントをフルに獲得したとしても、3番手にわずかながら届かないシリーズ4位がせいぜい。今年はグラベル性能アップを主眼において、来年に向けたデータ取得とセットアップを中心とした参戦だっただけに、今年チャンピオンを獲れなかった事については、実はチーム的にそれほど重要じゃなかったりする。昨年より成績が2つも下がったことは、ちょっとだけショックではあるんだけど……。

 それでも、この最終戦にはチームとして全力をかけねばならない理由があった。この新城で優勝できたなら、同時に2つの記録を達成することになるからだ。決して公式文書には載せられない2つの記録、それは2年連続での「ターマックイベント全戦全勝」、それに「クラス最多勝利」!!

 2010年よりドライバーに眞貝知志選手、コドライバーに田中直哉選手を迎え、インテグラでJN-3クラスに挑戦をはじめたMRC。昨年からこれまでに6戦のターマックイベントが開催されてきたけれど、そのすべてのイベントでクラス優勝してきたのだ。この新城でもクラス優勝できたなら、昨年の開幕戦から続くターマック連勝記録を7に伸ばすことができる!

 そして今年のシリーズを見てみると、実は2回以上クラス優勝をしているチームは、JN-3クラスではMRC以外に存在しない。ここできっちりと優勝を飾って、昨年に引き続いてクラス最多勝利の記録を確実なものとしておきたい。シリーズランキングはイマイチだけど、でも優勝回数ではいちばん多い。年間シリーズを戦っているとしばしば起こることだけど、それが2年続いて起こるってのは何となく面白くないか!?

 ということで、公式の記録ではないけれど、見ている人たちに大きなインパクトを与えられる2つの“非公認記録”をかけて、新城の町へと乗り込んだMRC。今回のレポートも、筆者が会場に入った10月22日(土曜日)の早朝からはじめよう。

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