Thermaltake
空冷だけでなく、水冷キットも積極的に展開するThermaltake。同社らしい凝ったデザインのアッパークラスから、買い求め易さに徹底したエントリークラスまで、数種類の対応モデルをいち早くサイト上で発表した。特に代名詞的存在になりつつある独自ブレード形状採用“さくらファン”搭載モデルは、今後ラインナップが充実されて行く事が期待されている。
SpinQ VT(型番:CLP0554)
円筒状ヒートシンクとスパイラルアルミニウムフィンが生み出す特許取得の独創的なデザインを採用する“洗濯機ドラム形状”の同社アッパークラスモデル。6mm径3本のヒートパイプに50枚のアルミフィンを採用、ベース部は銅+アルミで、中心部には80mmブロワーファンが内蔵され、360度全方位エアフローを実現する。全体寸法は120.1×159mmで、3ピンタイプのファンは、VRファンコントロールにより回転数1000~1600rpm、騒音値19~28dBAで任意設定が可能。なおリテンションはプッシュピンタイプを採用する。
Silent 1156(型番:CLP0552)
エントリークラスのサイドフローモデル。全体寸法110(L)×72(W)×140(H)mm、重量382gの軽量設計で、銅ベースにアルミフィン、熱移動に2本の8mm径のヒートパイプを採用。PWM可変対応のファンスペックは、回転数800~1700rpm、騒音値最小22dBAとなる。
ISGC100(型番:CLP0537-A)
独自形状“さくらファン”を搭載するトップフローモデル。回転数600~1600rpm、騒音値最小17dBAのPWM仕様で、ブレード形状を最適化する事で15%の気流増加と総ノイズ3%の減少を実現した。ヒートシンク部は、142枚のアルミフィンと銅ベース、さらに6mm径で3本のヒートパイプから構成されている。なお寸法は124×96×70mmで、重量は335g。リテンションはプッシュピンタイプを採用する。
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